整備でお預かり中の1989yモデル ポルシェ911カレラ。
以前から気になっていたマフラーからの排気洩れ。。。
EU並行物の為、当時によくあった「日産触媒と呼んでいましたが・・・」
触媒がメインマフラーとがっちり溶接されています。。。
排気洩れの原因はメインマフラーの腐食ではあったのですが
こんな状況なのでどうしようかと・・・
でも、有ってよかった中古品って事で丸ごと交換。
新品はアホらしい値段しますネ。。。
ここの所、暑くエアコンガスの補充でご来店の
お客様が増えてまいりました。
今日のお車は1993yのポルシェ964。
93yと言う事でガスは最初からR134aなので流行りの
レトロフィットをお勧めする必要も無くガスの補充です。
でも、ガスを補充する際はオイルも補充したいとこです
ね。(当店で使用してる補充用オイルはWAKO’S製)
ガスの圧力も高圧で10barを下回ってるので数本は入るかな??
結局、オイル1本とガスを3本補充しました。
これで今シーズンもてば合格かな?!
ポルシェ964のオルタネーターを交換してるとこの図です。
何故に交換かと言うと・・・
ファンベルト交換を適正な工具を使用し無かったりすると
たまに上写真のようにオルタネーターのシャフトを固定す
る穴がズルズルに潰れてしまったりするんです。
以前にベルト交換をする際に発覚。早いとこ対処したほう
がイイですよと言っておりました。
オルタネーターを交換する際はついでなのでインペラー
に圧入されているホイールハブも交換ですね。
で、ここも以前に指摘した所でオルタネーターハウジング
にあるヒータダクト固定用のビス穴もズルズルだったので
修理です。まずは下穴を開けタップを立てます。
で、リコイルを挿入して完成。
組み上げたらちゃんと発電してるかチェックして
終了となります。
これで今後のファンベルト交換は普通?!にできますネ。。。
今日はポルシェ911 3.2カレラのショック交換をやって見ました。
オーナー様と相談の結果、後日にタイヤを交換してアライメント
を調整したいとの事だったので今回はアッパーマウントは交換
せず(アライメント調整する時に交換しましょうと言う事で)ショック
のみの交換です。
使用するのは定番のビルシュタイン製でちょっと硬めなヤツ
を選びました。
3.2カレラ用はカートリッジ式なのでお値段的にも優しいですネ。。。
リアはASSYでの交換になります。
その時のひと手間。最後の締め付け時にはショックを縮めた
状態で(上写真はリフトアップした状態なのでサポートスタンド
でショックを縮めてる感じ)トルクを入れてあげるほうが良いらし
いですョ・・・
1989yモデル ポルシェ911カレラ。
今回、車検整備でのお預かりなのですがご用命事項の中に
ドアシール交換なる物が。。。
正直、いままでやったこと無いんですが・・・
確かに言われて見てみると所々破れてきていました。
どのように留っているのか覗いてみると触った先からビリビリと
破れていく。。。
で、なんとリベットが打ってありました。(部品図にはタッピング
スクリリューって書いてあるにぃ~!?)
ドリルで揉んで外しにかかります。
この嫌みのような数のリベット。さっきも書きましたが
部品図ではタッピングスクリューと書いてあったので
すがもう部品の供給が無いとのことなのでリベットで
取り付ける事にしました。
出来上がってしまえば何事も無かったかのように付いてますが
結構な面倒でございました。。。
先日は993のヘッドライトをリフレッシュと言う事でHID化
しましたが今回はポルシェ964。
ノーマルは当然ハロゲンライトですが993がH1に対して964はH4
を使用しています。ハイビーム・ロービームを同じバルブで切り替える
ためHIDにすると微妙にパッシングの反応が悪かってりもします。。。
そんな事もあるし予算的にも・・・と言う事で今回は
ハロゲンバルブの交換となりました。
使用するのは信頼の日本製
メーカーも色々とありますが今まで使用した中ではナカナカの白さ
を出すこのメーカーさんです。
で、交換後はこんな感じに。
白さは文句ない所かと思いますがいかがでしょう。。。
今日は1996yモデル ポルシェ993のコンディションチェック。
今年の2月に他店にて購入されたとの事。
パッと見た感じエンジンのオイル洩れもさほど無く・・・と思ったのですが。。。
フロント左側のショックアブソーバーからのオイル洩れを発見。
写真で見る以上に洩れが酷いです。おそらくそれなりに走ると
ハンドリングにも影響が出ているはずですね。
ブレーキディスクローターの厚みもリミットを超えてました。
(写真はフロントで摩耗限界は30mmとなってます)
ブレーキパットもフロントはご覧のようにセンサーが擦れ始めてます。
ワーニングランプが点灯するのも時間の問題かと・・・
最後にシステムテスターで点検すると見事にエラーがいっぱい!!
(写真の#印がエラーが入ってるマーク)
中を覗くと過去のエラーが殆どで現状は差して問題のある物は
無く一安心。おそらくテスターの無い工場でメンテしてたのかと
推測できます。
なんて言いながら一通り終了。後は明日、オーナー様がご来店された
際に今後のメンテナンスメニューをご相談かな。。。
1996y モデル ポルシェ993のヘッドライトをリフレッシュ。
1996y位だとまだリトロニック(HID)では無くハロゲンバルブを
使用してる固体が多いです。今回のお車もハロゲンバルブでした。
レンズも黄ばんでいてシャキッとしてない。。。
で、今回の内容はコレ
レンズの交換とHIDの取り付けになります。
レンズを交換してHIDを取り付け。
今回のHIDは6000kを使用。車検を考えるとこの辺が
限界かもしれません。
向かって右のノーマルに比べてその差は歴然です。
顔つきもシャキッとしましたね。。。
1989yまでの空冷ポルシェのエアコンラインは殆どパイプ
を使っていなくホースで取りまわされています。
これがまたよくスローリークするのですが今回のお車は真空引き
しても徐々に大気圧に戻ってしまう。。。
コレはスローリークでは無く完全に何処か洩れてる感じです。
通常はこんな感じでフロアの下を這っているのですが・・・
こんな風に切った張ったでホースバンドを何個使ってるの???
って所を発見。
運よく工場に部品があり取り替えて真空引きしてみると・・・
きちんと保持してる感じ。
今日はこのまま帰って週明けに再度チェックする事に。
他にダメな所がなければよいのですが・・・ネ
先日から少しずつ進めているポルシェ964cup の納車点検。
基本的な整備も今日で終了。。。
デスビのベルトも巻き直しておきました。
後はドイツ本国から部品が届くのを待つばかりです。
何時になるのかなァ~。。。