懐かしい作業が続いてます  ポルシェ930 フロントハブOH  ~AUTOSTOP~

車検整備中の 1989yモデル ポルシェ930。

もう、何年も触って無かったであろうフロントハブベアリング。

このグリスの汚れは放っておけません。

って言うかベアリングが再使用できるか心配な位・・・

とりあえずバラして洗浄です。

(写真撮り忘れてしまいましたが洗ってみたらベアリング・

レース共に問題なさそうで再使用です。)

全部、キレイに洗ったら新しいグリスを詰めていきます。

で、車両に組み付けベアリングのガタの調整をして終了。

なんか最近、ディーラー時代によくやったヘッドライト修理や

スターターモーターの車上での脱着など懐かしい作業が続

いております。

と、言ってたらまたまたスターターモーターの調子の悪そうな

964が入庫してきました。。。

ポルシェ ヘッドライトバルブ交換  ~AUTOSTOP~

1989yモデル ポルシェ911。

ヘッドライトバルブを交換してたらレンズの固定ボルトが

ガタガタになり効かなくなってしまったというトラブルでご

入庫。

D.I.Yでやってるとたまにやってしまうんですね。。。

ヘッドライトレンズはカバーを外して固定用のボルトを

外して交換するのですが・・・

固定用ボルトの相手側のナット部はただのプレートに

3・4山位のネジが切ってあるだけなのでちょっと斜め

にボルトを入れてしまうとネジ山が簡単に崩れてネジ

が効かなくなってしまうんですね。

昔、ディーラー勤務時代はこのプレートにナットを溶接

したりして苦労しながら対処してましたが最近はこん

なリベットタイプのナットがあるんでだいぶ楽チンにな

りましたがもう壊さないようにしましょうね。。。

LEDのスモールランプ ~AUTOSTOP~

ポルシェ993のスモールランプ交換です。

上写真は白熱球タイプではありますが純正ではなく

白く光るタイプの物を使用してます。

左が今まで使用していた白く光る電球。

で、右が今回使用するLED。

比べてみるとやっぱりLEDは真っ白ですね。

当店で取り扱う空冷ポルシェやローバーミニに

関してはバルブ切れ警告灯なども無いので気

軽にLEDも使えます。

ただし、LEDによっては極性もあったりしますので

注意が必要ですので・・・

M.D.I 空冷ポルシェターボには有効なんですが・・・  ~AUTOSTOP~

使用してるのは永井電子さんのM.D.I。

クルマは車検整備でお預かり中の1989yポルシェ911ターボ。

非常にレスポンスも良くなり特にエンジンの始動性は

抜群に良いのですが…

若干、他の点火系に無理がかかるのかご覧のように

ディストリビューターのローターが溶け始めてきてます。

使用期間は2年位なのでそれほど古い物ではないの

ですがね。

元々の純正CDIがパンクして数年前に交換したのですが

何時もこんな感じなんで定期的に交換してます。

M.D.Iを使用してる方は注意が必要ですョ。

ポルシェ911ターボ  久しぶりのスターターモーター脱着  ~AUTOSTOP~

車検整備でお預かり中の1989yモデル ポルシェ911ターボ。

オーナー様からのご指摘で時たまスターターが廻らない時が

有るとの事でオーバーホールしてほしいとの事。

空冷ポルシェではたまにあるトラブルではありますが・・・

1989yモデルは最終型の930系となりトランスミッションも

それまでの915系からG50系に変わりちょっと大きくなって

おりミッションの上にのっかっているスターターモーター外し

も若干シビレちゃいます。。。

スターターはナット2個で固定されてるのですがウチ1個が

ミッションの真上にありほぼ手探りで緩めていきます。

コレがたまにガッツリ締まってる物もありお祈りしながら緩め

る事も・・・(今回のお車は以前に私がクラッチオーバーホール

した事もあり当然適正トルクで締まってるはずなので難なく

緩みましたが。)

ナットが外れてもこの大きなミッションの場合、すんなり

外に出てこない事も・・・

そんな時はミッションマウントを緩め隙間を作りながら

外に出します。

久しぶりにやりましたがやっぱり渋い作業です。。。

1989yモデル ポルシェ911 エアコン外しも終了  ~AUTOSTOP~

先日から作業してました1989yモデル ポルシェ911の

エアコンの取り外し。

大物は先日に終了しており今日はフロントフード内に這っている

配線関係。

私どもの持っている配線図には無い色の配線などを使用し

てるようなので気持ちよく外してしまうと元に戻すのに苦労

することも十分に考えられるので最低限に留めエバポレータ

ーが隠されてる部屋にしまってしまいます。

(外した配線はテプラで行き先を残して次に作業する人に優し

い感じにしときました)

で、最初から悩んでいたスイッチ関係。

残しておいてもいいかな・・・とも思ってたのですがちょっと

触ってみると一番上のハザードスイッチは固定されてるもの

のエアコンと一番下のシートヒーターのスイッチははめ込んであ

るだけでどうも固定されていないような感じ。

ならば外してもビス穴も残らないと思い外しにかかります。

ご覧のように内装は総張り替え済みでやたらな事はできません。

シートはレカロのSPGを内装に合わせて張り替えてあるし…

と、言う事はSPGにシートヒーターなど有る訳ないし・・・

ちょっと配線多すぎで手間を食ってはしまいましたが

エアコンスイッチもシートヒータースイッチも気持ち良く

外してしまいました。(勿論、配線は解らないように

残して隠しましたが。。。)

これぞEU仕様ですね。。。

ポルシェ911 並行輸入をそれらしく・・・  ~AUTOSTOP~

1989yモデル ポルシェ911カレラ。

EU並行輸入車で、ここの所、ちょこまか触っているのですが・・・

このお車のオーナー様とは昨年末ぐらからのお付き合い。

固体的には非常に手の入っているキレイなお車なのですが

どうもこの並行輸入車にありがちな社外なのかEUオプション

なのか解らないエアコンが気になり・・・

ポロッとオーナー様にお話しした所、どうもオーナー様も気に

してたようで効きもしないし美観も損ねるので外してしまいまし

ょうと言う事になりました。

で、キレイさっぱり外してしまいました。

そう、こんな感じが本来のEU物って感じでイイと思います。

そんな事で気が付いた方もいらっしゃると思いますが昨日の

ウォッシャータンクを洗浄したのもこのエアコンラインを外す際

のついでだったのです。。。

ここまでくるとまだ気になる物が・・・

で、こんな感じ。

黄色いウルトラさんのプラグコードもオリジナル品の新品

に交換。

これでほぼエンジンルーム内はEU本国オリジナルですね。

コードを交換する際、ついでにプラグの状態も見ておこう

と外してみたらこれがまた日本仕様のWR7DC(上写真右)

という品番の物が入っているのを発見。ここはまた我慢でき

ずに本国仕様のWR4CC(同左)の物と交換しちゃいました。

(オーナー様には事後報告的にやっちゃいましたがエンジンタ

イプがEU仕様と日本仕様では違いますしね)

なんか自己満足的に作業を進めてますがオーナー様も喜んで

くれるかなぁ・・・ 

ポルシェの無用にでっかいウォッシャータンク  ~AUTOSTOP~

先週末からお預かりしてます1989yモデル ポルシェ911カレラ。

オーナー様から指摘があった訳でもないのですがウォッシャー

タンクを外す事に。

それにしても何故かポルシェのウォーッシャータンクは無用に

デカすぎる。

中を開けると物凄いヘドロ的な悪臭いが・・・

中のホースの周りにはスライム状のねっとりした物も・・・

当然、タンクの中もイイ?!感じになってました。

そのタンクのデカさが原因でウォッシャー液を使い切る前

に腐ってしまい最悪はウォッシャーポンプも壊してしまう憎い

やつです。

タンクの中は何度もこんな感じでうがいさせて洗浄します。

キレイになったら元通りに取り付けて終了なんですが・・・

ウォウッシャーが出ない訳でもないのに何故、外したかは

後日のご報告と言う事で…

ポルシェ964 よくあるフロントフードオープナーの割れ  ~AUTOSTOP~

ポルシェ964のフロントフードオープナー。

良くある事ですがカバーがポロッと取れてしまう事があります。

おまけにレバー自体にも安っぽい遊びがありカタカタと

音を出してしまう。。。

カバーは元々は右写真のようにタッピングビスで留めてました

がいつの間にか部品変更(私の不確かな記憶では1993y頃)

され左のようにボルトで留めるタイプになりました。

このようにタッピングビスが食い込むところが割れてしまい

ビスが効かなくなってしまうんです。

カバーを交換する為には他の部分も一緒に交換しなくては

なりません。上写真、右が古い物、左が新しい物。

何が変わってるかと言うと・・・

手前、古い物はただの穴ですが奥の新しい物には

当然カバーを留めるためのネジ山が切ってあります。

それだけではありません。レバー自体も交換です。

同じく右が古い物で左が新しい物。

左の新しい物にはレバーのいらない遊びが無くなるように

スプリングが追加されてます。

それらを使って組み上げるとご覧の通り。

見た目はほぼ古い物と見分けつきませんが唯一判断できる

ところはカバーを留めてるボルトが見えてるとこかな。

実際の所はレバー自体に遊びも無くなりしっかりした感じに

なってます。

ポルシェ964 お初のお預かり車はやはり細々出てきます・・・   ~AUTOSTOP~

先日からお預かりしてます1990yモデル ポルシェ964。

作業は色々とあるのですがとりあえずオイル洩れ関係の

修理から・・・

今回はチェーンケース廻りとタペットカバー廻りのオイル洩れ

の為、ガスケット類を交換。チェーンカバーをやるために上写

真のようにリアバンパーをゴッソリ外しての作業になります。

タペットカバーのガスケットだけを交換するのは当然

もったいないのでバルブクリアランス調整&スパーク

プラグ交換もプラスしちゃいます。

で、完成の図。

普通にまとまってますが何気に作業前はプラグコード

クリップ1個も付いてないし取付ボルトも数本たらなかっ

たり中にはカバーに折れこんでる物も・・・って状態でした。

クリップは左右で8個使用します。一個42円ではありま

すが全部付け直しします。(この辺は良くある事なので店

でも在庫してるのですがさすがにボルトは在庫してなかっ

た・・・(/_;))

んな事もありちょっと足踏み状態ですがなんとか明日には

エンジンかかるかな・・・