続いておりますポルシェ964の車検整備。
色々と作業項目もありましたが8割方終了。残す所はエンジンタペット
調整と他チョロチョロ。
ところがです
タペット調整&プラグ交換のはずが・・・上写真
何故かプラグコード。964は6気筒×ツインプラグ=12本もあります。
さすが20年選手。 一部コードの被覆に破損を発見
純正品だとどうも15万円オーバーな代物のようです。
特に点火系チューンする訳でもないのですが社外品のほうが安いので
今回は永井電子さんの物をチョイスしました。
通常は受注オーダー品なのですが何故かウチに在庫があり即取付け
できました。
無事にコード交換&タペット調整&プラグ交換も終わり車検整備も終了
となりました。
やはり何故か年末の整備にはアクシデントが付きものって感じ。。。
ちょぉ~っと予算をオーバーしちゃいましたけど
先日から車検整備でお預かりしてますポルシェ964。
昨日のオイルタンクからのオイル洩れ以外にも…
でもオイルっぽいものが赤い感じ。 って事はパワステ関係ですね。。。
よこ洩れるのはパワステポンプのリザーバー → ポンプのL時型した
ホース近辺。でも今回はちょっと違ったみたい
原因はポンプからのプレッシャーライン。すれも黄丸のバンジョーの
所から滲んできてました。
交換後、一応現像液で洩れをチェック。
問題なさそうで・・・です。
年末も近づき失敗の許されない時期でございます。
車検整備でお預かりしてますポルシェ964。
タペット調整などのメニューも有りますがここは我慢できない位
のオイル洩れを発見。
ドライサンプのオイルタンクですが上のような4本のホースで繋がっ
てます。
ここは特にトラブルもなく交換終了です。
まだまだ気も許せない感じですが頑張らねば…・
ポルシェ964カレラ4が車検&24ヵ月点検で入庫。
この時期、年末も近く年内納車が絶対条件とくると見積もりでの
見落としにホント注意が必要です。
事前にオーナー様とお車の状態や気になってる所などきっちりした
打ち合わせが大切になります。
今回もタペット調整やオイル洩れ修理など事前に作業内容を8割方
決めておいての点検作業開始となりました。
とりあえずリフトアップして下廻りの点検作業をと思い何の気なしに
タイヤを外そうと手をかけると・・・「」ナンかが手に刺さったような
感触
見事にリアタイヤの内側がすり減ってワイヤーむき出し状態
に。。。
オーナー様に連絡をとってみるとまったく気が付いてなかった
ようで・・・
このまま乗っていたらいつバーストしてもおかしくない状態。
タイヤもポルシェサイズ的な18インチでタイヤ屋さんにも通常
ストックしてない事が多いはず。
あと数日遅い入庫だったら年内納入も難しかったかも知れませんね。
のっけから予定外の出費でオーナー様もって感じですがコッチも
作業内容が結構コッテリなので注意していかなければ
ポルシェ964が入庫。
高速道路を走行中、勝手にフューエルリッドがパカッって開いちゃう
らしい。。。
リッド(蓋)もある程度は調整も効きますがあまり動かし過ぎると
フェンダーとの隙間があからさまにずれてしまいます。
こんな場合の大体な原因が写真のラッチです。
左が古い物。右が新品です。
あきらかに左の物のほうが反ってしまってます。素材もプラ系なので
経年で癖が付いてしまうんです。
今回もこのラッチの交換と微調整で問題解決しました。
1992yモデル ポルシェ964がバッテリー上がりで入庫です。
聞くと3日位で完全に上がってしまうよう。。。
早速リーク(漏電)を測ってみると0.6A位から落ちてこない状態。
流石にこれではバッテリーも上がってしまいますね
各部を一応点検してみましたがやはりという感じでエアコンユニット
が原因である事が判明
調べる際に直接関係は無かったのですがグローブボックスの
コンタクトスイッチの破損も発見しちゃいました。
こちらアラームシステムに関係してくるスイッチです。変に接触
してアラームが作動してしまうのも問題なので交換しました。
エアコンコントロールユニットを交換後、測定してみると見事に
リークも落ち0.02A位になりました。
これで問題も解決です。
1986yモデル ポルシェ911カレラ。
エンジンオイル洩れでの入庫です。
色々見てみましたが一番怪しかったのがエンジン奥側のプレッシャー
スイッチ付近。
しかし交換履歴がありどうしたものか・・・スイッチの不良って事も
時たまありますが
とりあえず一帯を洗浄して現像液を吹きかけ調べてみる事に。
結果、スイッチではなくお隣のサーモスタット周辺から滲んできてます。
原因はコレ
銀色の物がサーモでそれを上にのせてあるOリングでシールしてる
のですがもうパキパキで痩せてきてました。
新しいOリングで取付、再度現像液を吹きかけ点検。
洩れも止まりこれで完了です。この辺りはスイッチにしろ油圧が
かかったりするので滲み始めると一気に洩れてしまう箇所です
のでお気を付けを
先日、フラッっと遊びに来てくれましたお客様。
当店は初めてのご来店だったのですが…
クルマの近くでお話してるとどうもガソリンの臭いが。。。
お車は1988yモデルの911カレラです。
物がものだけにちょっとお預かりして調べる事に
で、見つけましたッ! 上写真、写真も見事にピュ~ッってガソリンが
洩れてるのが解ります。
場所的には上写真のオレンジライン位な所です。
プレッシャーレギュレーター~ダンパーの間のホースでエンジン
ルーム奥側に通ってる物でした。
上が古い物。下が新品です。
オーナー様は言われるまで気が付かなかったようで
大事に至らなくて良かったです。。。
先日から車検整備でお預かりしてますポルシェ964 ティプトロ。
エンジンタペット調整やら着々と作業も進みティプトロのATF交換。
と、思ったら「オヤッ?」と何となく違和感が・・・
上写真を見ただけでお解りになった方は・・・流石でございます。。。
シフトワイヤーのリンケージのピンが右から左に矢印の方向に
刺さってます。 ここはエンジンを降ろす際に切り離したりするの
ですがこれだと右側のオイルパンに当たって抜けないじゃないで
すか
それ以外では支障も無いと思うのですがこの先、エンジンを降ろす
時が来た時悩まないようにココは入れ替えてあげといたほうがいい
かな。 ちょうどATFストレーナーも交換するんでオイルパンも外
す事ですしね。
で、これが一応の正規の向きかと思います。
当店、お初のご来店の1992y ポルシェ 964 ティプトロ。
今回、車検整備と言う事でお預かりさせていただきました。
お聞きしたところ、約1年半前に他店にて購入されたとの事。
その間、整備らしい整備もしてなくどうも購入時の納車整備
もしてるのかしてないのかって感じ。
もちろん整備記録簿も無く履歴も解らない状態
見たところ、大きな事故歴も無く内外装の状態もそれ程悪く
ない感じです。
まぁ、964も20年選手だしこれからは現物勝負的になってくる
とも思うので色々と相談しながらコンディションを上げていきまし
ょうと言う事になりました。
まずは車検に通るかどうかの基本的な点検から・・・
早速出ました。右側ドラブシャフトブーツがIN/OUTともにパックリと
切れてます。これは交換しない事には車検もとれません。
ドライブシャフトを車上から外しての作業になります。
切れたブーツを取り去って中を覗いてみるとご覧の通りです。
切れてからだいぶ時間が経っているのか封入してるグリスも
少なくなっており薄らサビ色な物も見えてます。
切れて間も無ければグリスを足して新しいブーツを装着すれ
ばいいのですがコレは一度分解洗浄してベアリングの点検
が必要と思われます。
分解洗浄した所。
点検したところ、酷いキズも段つきなども無いようなので
オーバーホールして再使用する事にしました。
新しいグリスを封入して組み上げた図。
ドラブシャフト脱着の際にしか登場する機会のあまり無い
デカトルクレンチ。ポルシェのドライブシャフトのトルクは
460Nmと結構なトルクで締めつけてますのでこのような
物が必要になってきます。
決していい加減な工具で締めないようにしましょう。。。
これでとりあえず車検ラインは通せそうですがこの作業中
にエライ物を発見です。
お預かりしてすぐに一度、ロードテストに出かけた時にどうもシフト
レバーに節度感無く「」と思ってたら・・・
上写真の○印、シフトワイヤーを固定しているブラケットがグラグラ
ではないですか
拡大した所。
ブラケットを固定しているボルトが抜けかけてました。
コレが「外れたらシフトできなくなりカメさん状態になる所です。
一応、、締めつけて解決ですがどうもこの先が思いやれそうな
予感がタップリです