今回は走行距離も13万キロを超えたポルシェ964。
10万キロ超えとは関係ありませんがこのフューエルフィルター
はメーカー的には2万キロでの交換を指定してます。
ですがフィルターはそこだけではないんです。
上写真はガソリンタンク下でフューエルポンプを
外したとこ。
その奥にフィルターというかストレーナーが入っています。
ここでガソリンタンクからの異物を濾してポンプへとガソリン
が流れていきます。
外したストレーナー。
良く見ると網目も潰れ気味で奥にはゴミも
溜まってきてます。
新品と比べると古さ歴然です。
そこまでやるとガソリンタンクも外して洗浄したくなっちゃいます。
特にトラブルがなくとも走行距離も10万キロを超えてきたらやっと
いてもイイんじゃないですかネ。。。
以前に点検でお預かりした際に指摘させていただいて
いたエンジンマウントの破損。
お車は1991yモデル ポルシェ964。
エンジンマウントが破損すると最悪、中に封入されてる
粘性オイルがニュル~って出てきちゃう事もあります。
左が外した逝っちゃったエンジンマウント。
右は今回オーナー様のご要望で使用する
事にした993ターボ用マウント。こちらの方が
強度もあり長持ちするとかしないとか…
俗に言う待ち作業でポルシェ993がオイル交換に
ご来店。
チャッチャと・・・思ったらオヤオヤです。。。
油温計がいい所まで上がってきてるのにオイルクーラー
の電動ファンが廻って無い!?
たまにありますネ、こういった事って。
対外このレジスターが原因なんでこの位の事なら
オイル交換と一緒に交換しちゃいます。
でも、他に原因がある事もあるんで決めつけては
いけませんが今回もラッキーなことにレジスター
交換で難なく解決しました。。。
当店のお客様からのご紹介でご来店頂きました
ポルシェ993RSのコンディションチェック。
コンディションチェックはついでにって感じの作業で
メインはエアコンが1時間くらい使ってると突然効かな
くなるという摩訶不思議な内容とか・・・他にも・・・
でもコンディションチェックをやっていて発見した事も
ありました。
現オーナー様では無く前オーナー様が色々な物を
付けていたようでその名残がいたるところにあったり・・・
そんな物を見るとつい疑いたくなってしまいますね。。。
梅雨も明け暑いひが続いてます。
そんな中、ポルシェ993がエアコンガス補充で
ご来店。
ゲージを付けると確かにこれでは効かないでしょうね
と言う感じ。大きな漏れも確認できなかったのでとり
あえず今回は補充と言う事で…
何年も補充すらしてないとの事だったのでコンプレッサ
ーオイルも一緒に補充してあげます。
ガスも補充しこの位の圧になるとエアコンも
効いてきます。
皆様もエアコンガス補充の際はオイルも補充
してあげてくださいネ。(入れ過ぎも良く無いので
注意が必要ですが…)
ここにきてエアコンの効きが悪いと言う事で
1991yモデル ポルシェ964が入庫。
このお車、昨年にコンプレッサーはオーバーホ
ール&R134aレトロフィット取付、エキスパンショ
ンバルブも交換してるのに???
診るとエアコンのガス圧が高いような気も・・・
結果、原因はでした。
コンデンサーの電動ファン。廻ってはいたのですが
どうも微妙に元気がないようで・・・高速で廻っても
良いくらいなのに低速位の速さでしか廻らない。
(このファンは低・高速と二段階で廻るようになって
ます)
リレーを外して直結すると配線が物凄く熱くなるだけ
で全然速く廻ってくれません。。。
で、ファンを新品に交換すると普通に元気よく
廻り始めました。
ガス圧もイイ感じに戻ってきました。
吹き出し口温度も約10℃とまずまずです。
これでこの夏もイケてくれるといいんですけどネ。。。
ポルシェ964のファンベルト交換をと思ったら。。。!?
年に数台「アリャッ!!!」って事があります。
外したオルタネーター。
ファンベルトを交換する際に抑えるシャフトの穴が
ヅルヅルでナメまっくてます。これではベルト交換
もままならないです。。。。
おそらく過去に適正な工具を使わずにやってしま
ったのでしょう…
こちらはリビルト品。
ああなってしまうと交換するしかないので皆様も
D・I・Yの際はお気を付けを。あとナットを締めすぎ
て外れなくなってる物も結構ありますので程ほどに
してくださいネ。
当店のお客様で993オーナーの方からのご紹介で
964ターボが入庫。
こうしてご紹介いただけるのは感謝につきます。。。
エアコンが全く動かないとかその他にも色々と修理の
ご依頼をお受けしたのですがついでにコンディションチ
ェックもと言う事でお先に車の程度を把握もできるしと
言う事でコンディションチェック。
上写真のようオイルタンク廻りに若干のオイル洩れ
はありましたが致命的な故障もなさそうでヨカッタ々。。。
ポルシェ964・993にはファンベルト切れを警告する
センサーが付いているのですが…
それほど使っていないベルトなのにやたら表面が
擦れてる???
ベルト切れをお知らせするセンサー。
左が古い物で右が新品です。何処がダメになってる
のでしょう?
そうです。ベルトに当たる滑車部分にクラックが入って
これがベルトをダメにしてるんです。
こんな固体、結構ありますので一度点検してみましょう。。。
下の写真の○印に白い物。
ゴミではありません。プラグコードからリークして
「パチパチッ」って火が飛んでるんです。
特に多走行のの993のEX側コードに多く見られる現象。
見ての通りEX側はコードが極端に曲げられて付いている
ので古くなるとこんな事が起きてしまうんですね。
パッと見ただけで4箇所位リークしてました。
これは交換ですね。。。
つい先日も964のコードを交換したような・・・
外したコード。いたるところで被覆が剥けて非常
に危ない状態でした。
964同様、993もツインプラグなのでセンターコード
と合わせて14本。交換は簡単ではありません。
で、新品コードを付けた感じ。
新品はしなやかでイイですね。。。
今回は社外品で無く純正のBERU製を使用いたしました。