ご好評をいただいておりますビルシュタイン カーボンクリーン。
今回は1989yモデル ポルシェ911カレラ。
専用の溶剤でインジェクターの噴霧状態を甦らせついでにシリンダー内燃焼室も
キレイにしちゃいましょうっていう機械です。
施工方法はエンジンルーム内の燃料ラインに機械を割り込ませ車両のガソリンポンプは
使用せずに専用溶剤を混ぜた燃料でエンジンを始動させます。
上写真はエンジンをかけた時の燃圧。
それだけでは効果も薄いのでこの機械のレギュレーターで強制的に燃圧を上げます。
そうすることでインジェクターを掃除していくんです。
そして約30分アイドリングさせます。
で、終了。
よく「違いが判りますか?」と聞かれるのですが体感的に判るようでは相当コンディション
の良くないお車と言う事になります。ただ、排気ガス濃度を測ったりすると明らかに数値は
クリーンになりますので。。。
ここの所、妙に作業する事が多くなったポルシェ964・993のフロントスタビライザー
リンケージのボールジョイント修理。
今回は993ターボ。もうボロボロ状態でした。
とりあえず車両から外して分解。
キレイに掃除したら新しいグリスを詰めてあげます。
そんでもってブーツを被せて仕上がりです。
出来上がり状態。
今まではあまり気にする方もいなかったように感じてたのですが以前にこのブログ
で紹介したところ人気作業の一つになりつつあります。
このリンケージ、メーカーではアッセンブリー供給でお値段も部品だけで片側2万円以上
と結構しちゃいます。このようにブーツ交換でしたら工賃入れても半分以下で済んじゃい
ますからね。。。
てな事言ってたらブーツのザイコが底をついてしまいました。。。
急いで注文しとかないと・・・^_^;
お初のご来店の1989yモデル ポルシェ911。
何処ぞでブレーキキャリパーのオーバーホール他をやってからなんかサイドブレーキに
違和感を感じると言う事でご来店。
で、ちょこっと診てみるとサイドブレーキがおっ立ってる。
ノッチ数を数えてみると9ノッチ位ある状態。
通常は6ノッチ位が正常。細かく言うと1ノッチでは抵抗も感じなくリアタイヤが廻る。
2ノッチで軽く抵抗を感じる位に廻る。3ノッチで手ではロックする位。4ノッチで完全
にロック。ってな感じとディーラー勤務時代に教わりました。。。
とりあえずサイドブレーキのドラムを開けてみるとこんな感じに調整用のスクリュー
が完全に縮んでる状態。
おそらくキャリパー廻りの修理をする際、ブレーキローターも交換しているようで・・・
その時に何らかの理由で縮めたと思われそのまま忘れちゃったのかな???
サイドブレーキの引きしろはこのダイヤルとワイヤーで調整します。
まずはドラムがロックするまで調整用ダイヤルを廻し、そこから緩める方向に4・5ノッチ
戻します。そこでサイドブレーキを引いてみて上記のように6ノッチ位引けるようになれ
ば終了。少なかったり多かったりした場合はワイヤーで調整していきます。(これが少し
面倒ではありますが・・・)
今回はワイヤーの調整はしなくとも引きしろもバッチリでした。
って事はやはり戻すの忘れちゃったですかね。。。
1989yモデルのポルシェ911がフロントから「キコキコ」と異音がすると言う事で
入庫。
1989yモデルまでのポルシェ911はサスペンションにトーションバースプリング
を使用しております。
大体その辺の原因は上写真の赤丸部分。
トーションバーがケースに擦れて音が出るんです。対処としてはこのようにトーションバー
を抜きグリスを塗って終わり。
今回も見事に異音も消えてヨカッタヨカッタ。。。(*^_^*)
整備でお預かりしてますポルシェ996。
オーナー様からのご指摘は無かったのですが工場にクルマを置いておくと
床にエンジンオイル溜まりが結構酷い状態。
聞いてみると「確かに駐車場が汚れてるような…」
工場の床はアスファルトなどと違って清掃しやすいようにツルツルなので
オイルが垂れるとすぐにわかってしまうんです。
位置的にオイルフィルター付近なようなのでリフトアップしてみるとフィルター廻り
がドロドロになってました。
これじゃ場所が特定できないので一度洗浄してエンジンを始動。
するとフィルターケースからじんわり滲んでくる。
まさかとは思ったのですが締め付けを確認してみると緩々です。
どこでオイル交換したのかな???
この辺のフィルターケースにはご丁寧に「25Nm」と書いてあるのにね。。。
当店ではあまり診る事のない水冷ポルシェ996が知り合いのご紹介と言う事もあって
ご入庫。
リアから「ゴウォー」という異音がするとの事。
どうも噂では水冷モデルはハブベアリングから音がする事が多いようで怪しんでみたのですが
触診ではゴロゴロ感も感じられずその前にちょっとと思い…
工場用のタイヤに交換して試乗してみる事にしました。
すると大当たり、見事に異音も消え何事もなかったように静か。
タイヤには溝は少ないもの特に外傷もなかったのですが。
そんな事もあるんですね。とりあえず原因が判明して良かったかな。。。(^^ゞ
世間さまは気が付けば3連休ですね。
限定1台分だけではありますがポルシェのアフターパーツで有名なaprのブレーキパッドを
特別価格にてご提供します。
対象車種は ポルシェ964 1992y前期モデル(リア2ポットキャリパー)
までのカレラ2用になります。
定価23100×2=46200円のところを37800円(税込)でのご提供。
この価格はポルシェ純正品よりお安いです!!
(注:交換工賃は別途になります)
早い者勝ちですのでご興味ある方はお急ぎください。。。m(__)m
毎度の定番修理。
ポルシェ993のタペットカバーからのオイル洩れ。
毎度の事ながら新品に交換する前のひと手間。
一度ブッシュを抜き取ります。
で、シールしながら再度打ち込んでいきます。これをやるとやらないとじゃ持ちが
全然違ったりするんです。
そしたら組み付けて終了。
最近では社外品のアルミ製ビレットカバーなる物もあるようなんですがどっちがいいのかなぁ・・・
当店でポルシェに使用しているギアオイル。
通常は80W-90を使用しています。
が、LSDを装着している車両やサーキットユースのオーナー様の為に特別な物も
ご用意しております。
粘度は75W-140、メーカーは通常使用の物も同じなのですがJCDという国産メーカーさん。
非常にシフトフィーリングも滑らかでオススメですョ。
今日はこの大雨の中、ポルシェ993オーナーの方がお初のご来店。
色々とやりたい事が・・・と言う事だったのでこちらも今日中にできる事はやってしまおうと
二人がかりでのクイックサービスです。
午後3時過ぎのご来店だったのですがメニュー的には
●コンディションチェック
●エンジンオイル&フィルター交換。
●オートマッチックフルード&ストレーナー交換。
●ビルシュタイン R2000カーボンクリーン施工
なんとか6時過ぎには作業終了でホッと一息です。。。(^。^)y-.。o○