先日、車両から取り外した錆々な1973yモデル ポルシェ911の
ペダル。
ヒマを見つけては錆落としをせっせとこなしておりました。
新しいブッシュも一通りそろったので錆止め剤を塗って
組み付けです。
キレイになった部品はさすがに組みやすい
新しいブッシュを組み付けるとガタも無くなり動きもスムーズ
になりました。。。
ちなみに古いブッシュはこんなにガタガタでした。
で、シリコン系のグリスを錆が出ないようにタップリ塗りながら
組み付けるとこんな感じに仕上がりました。
ちなみに作業前の姿はこんな感じでございます。
どんな車でも大体スイッチを「ROOM」ってとこにしておくと
ドアを開ければルームランプが点くもんです。
それが点いたり点かなかったり・・・ する空冷ポルシェが結構
多いんです。
空冷ポルシェの場合、どのタイプもそのをしてるスイッチが
ドアヒンジの所にあります。通常はこのようにダストキャップが
被さってます。
キャップを外すとこのように見れば解るくらい単純なスイッチ
がお目見えします。
スイッチをボディから外すとこんな感じで配線が繋がったまま
でてきます。
このスイッチの配線が切れかかっていたりしてるのも多いですが
微妙に接点に腐食があって上手い事アースに落ちなくランプが点
かない場合があります。
このようにスイッチの接点を磨いてあげるだけで治ってしまったり
もしますんで憶えのある方は一度おやりになってみてはいかがで
しょう
先日、1973yモデル ポルシェ911から取り外したペダルASSY。
全体的にサビサビ状態でどっから手をつけていいのやら
とりあえず壊さないようにばらす事に。。。
で、錆でガッツリ固着したクラッチペダルのロールピンを悪戦苦闘の末、
なんとか抜き取り見てみるとさすが39年物のペダル、ブッシュが今まで
見た事が無いくらい見事に楕円に減ってました。
ロールピンさえ抜けてしまえば(通常はそんなに苦労するトコではない
のですが…)ご覧の通りバラバラになっちゃいます。
それにしてもホント錆が酷すぎます。
今回はナローポルシェという古い物ですが最近は930系でもペダルの
踏みごたえ感の今1つな固体も結構見受けられますのでこんなになって
レストアみたいな作業になる前にオーバーホールしてみてはいかがでしょ
うか
1973yモデル ポルシェ911のペダル廻り。
おそらく一度もバラした事が無いでょうって感じにサビ&ゴミが
てんこ盛り状態。
ペダルASSYを外すとこんな状態でした。
これでは踏みごたえも感触悪いはずです。
この辺のシステムは後の930・964・993と基本的には
同じですがブレーキペダルが直接ブレーキマスターシリ
ンダーを押すようになってたりクラッチペダルの高さも簡
単に調整できるようになってたりしてある意味良くできて
ます。
本当はこの辺もバラバラにして写真を撮りたかったので
すがナンセ錆が酷くピンひつ抜けない状態
壊してしまうと物によっては部品調達が難しい物もあるの
で時間をかけて慎重に取り組もうと思います。。。
先日、このブログでご紹介しました空冷ポルシェのリアスピーカー交換。
それを見ていただいたオーナー様からの依頼でのお仕事。
この前はポルシェ964でしたが今回は993です。
964も993も(後期型の930系も)リアスピーカーのグリルは
同じ物です。
生産終了品のグリルを割らないように外すと純正の紙製コーンの
スピーカーが出てきます。
今回もですが新しく使用するのは3wayスピーカー。
そんな高価な物ではありませんがコーンはカーボンファイバー製
です。(最近では当たり前ですね)
以前は国産車でもこのサイズのスピーカーを使用してる物もあった
ので色々選べましたが最近ではメジャーなメーカーさんも生産中止
になってきていますんでスピーカー交換をお考えな方はご注意を。。。
当店で使用のポルシェ用エンジンオイル。
通常はあまり知られてないメーカーではありますが推奨のJCDという
メーカーさんのタイプ ST(部分合成油)やMOTULさんの4100を使用
してます。
が、たまにもっと良いオイルは無いの?というオーナー様の為に
写真上のブルーのペール缶を用意してます。
メーカーは当店一押しのJCDさんの100%合成油。タイプ Rと
言います。1Lあたり4200円と高価なオイルですが性能は・・・
バツグン!!です。
今日もこのオイルを前から指定して使っていただいている993の
オーナーの方がご来店。 チラッとリアのディテールだけお見せし
ますがいかにも走りそうな感じ。。。 でもティプトロだったりします
が いつも東名あたりをイッちゃってるみたいです。
その他にも紹介の紹介的な感じでBMW M3・M5とか他メーカーの
オーナーさんもこのオイル目当てにご来店される事もシバシバござ
います。
そんなJCDさんのオイル。ご興味ある方はポルシェ・ミニ以外でも
相談乗りますのでお問い合わせしてみてください
1984yモデル ポルシェ911。 フロントガラスのウェザーストリップ
交換のご用命で早速作業開始。
1984yモデルと約28年も昔のクルマなのにポルシェは流石ですね。
当店もう一つの取り扱い車種のローバーミニなんてガラスを外すと
結構な錆が出てたりもするのですが錆一つ出てません。
今回はこのようにウェザーストリップが変形し始めてみすぼらしい
との事で交換となりましたがよくよくガラスを見てみるとリペアの跡
を発見
せっかくなのでガラスも交換したくなっちゃい・・・作業中断でオーナー
様と相談です。。。
テレビの地デジ化も落ちついてきたかと思ったら定期点検で
お預かりしてたポルシェ964のオーナーさんからのご用命で
既存のナビに地デジを付けて欲しい・・・との事。
ポルシェにテレビと思う方も多いとは思うのですが・・・
地デジチューナーも1セグからフルセグなど色々ありますが
どうせなら4チューナー4アンテナを選びたいですね。
断然感度が違いますから
で、取り寄せた物の内容はこんな感じ。
本体にアンテナ4本・リモコン・リモコン用受光部。。。
ポルシェ964の場合、本体は助手席下が収まりいいです。
アナログテレビ付ナビに地デジを付けるにはVTR用など外部入力
端子があれば難しくないので是非ともご用命下さい
年々、ポルシェ用16インチタイヤの銘柄が減ってきてるんですが・・・
特にターボ系にお乗りの方は結構困ってるかとも思います。
ターボ系はフロントに205-55-16サイズ(これはカレラも一緒)を
リアには245-45-16という今となっては珍しいサイズを使用して
ます。
たまにポルシェ認証タイヤも製造したりしなかったり???してるみた
いですが通常販売してる物は非常に少ない。
で、当店ではわりと値段もリーズナブルなToyoさんのT1Rという物を
使う事が多かったのですがそのT1Rが後継モデルのT1スポーツに移
行されて消えていくらしいのです。このT1Sには245サイズの設定が
今の所ありません。
そんな時にタイミング良くターボオーナーの方からタイヤのオーダー
があり発覚しました。
すでにT1Rの205サイズは製造が終わってるらしくメーカー在庫のみと
なってるみたいです。
メーカーさんの話では当面フロントがT1SでリアがT1Rみたいな感じに
なってしまうようです。
やはり古いタイプのタイヤであっても前後揃えたいですよ
って事で当店で2セットほど押えさせていただきました。。。
現車は1989y ポルシェ911です。
空冷ポルシェの定番トラブルの一つにスターターモーターが時々
廻らない・・・ という事をたまに聞きます。
キーを廻しても「カチッ」というだけでスターターが廻らない。
再度やり直すと普通に廻ってエンジンスタートって感じな事
ありませんか?
スターターモーター本体に原因がある事がほとんどでオーバー
ホールしてあげると治ってしまうんですが・・・
たまぁ~にそれでも完治しない事が
そんな時はココが原因な事も
そう、バッテリーのアースポイント。 写真じゃ場所がよくわかりま
せんがバッテリーのすぐ横のボディに他のアース線と共締めされ
てます。
当然、ケーブルの劣化も考えられるので古い物は交換を
お勧めしてます。価格も2000円位な物ですし。。。
ケーブルを外すと解りずらいですが接点部分が腐食してたり
もしますんでキレイに磨いてあげましょうね。
その他に同じくプラスケーブルが原因な時もあります。
そんな時はプラスケーブルを交換するのが本来ではありますが
このケーブル、スターターモーターまでフロアの中を這っていて
交換するのがえらく大仕事なんです。
でも割と原因がバッテリー端子のカシメの中の腐食ってのが大半
だったりもします。端子を切開して汎用品の端子に交換して対処っ
て事で完治したりもするんでそんなんでも良いのかなって思いますが。