昨日は1988y ポルシェ911カレラのウォシャータンク
清掃してましたが本日は…
ウィンドウウォッシャーを出すとこのように黒っぽい
液体がピューッて出てくるポルシェ964。
964のタンクも左フロントフェンダーに付いてます。
外からはインナーフェンダーで隠れて見えませんがこれ
もまた無駄にでっかいように感じます。ドイツ人はウォ
ッシャー頻繁に使うんでしょうか?
中の液体を抜いてみるとやはりヘドロな物がデロ~ッて
出てきました。
今日も外してジャバジャバと洗浄してあげます。
続く時は続くもんですネ。。。
車検整備でお預かりの1988y ポルシェ911カレラ。
まずは車検ラインを通せるように基本的な点検を…
ウィンドウウォッシャーが出ない。一応、ラインで
指摘されないように直しておきましょう。
と、順に追っていくとどうもウォッシャータンクが
怪しい感じ。
定番と言えば定番なんです。1989yまでの911のね。
で、この無駄に大き過ぎと思うタンクを外していきます。
満タンに入ってると結構な重さですョ。。。
原因はコレ↑
ストレーナーの先にヘドロ状な物が…
タンクが大きすぎて使い切る前にウォッシャー液が腐り
詰まりを起こすんですね。って事でタンクをはして
中を洗浄すんです。。。
ポルシェ993のオイルクーラーファンレジスター。
ファンの強弱をコントロールする抵抗器ですがどうも
弱が廻らず強も廻ったり廻んなかったり…と思って見て
みると?!
なんか固定されずにブラブラしてます。
抵抗器だけに熱もそれなりに出ますし危険な
状態ではないかと。
外してみると配線も断線してます。これじゃファンも
まともに廻らないですね。
大概はこんな風にL型ステーで固定したりするんです
けどね。
車検整備でお預かりの1989y ポルシェ911。
どうも道の悪いとこを走っていると後ろの方で「キチキチ」
と異音が出るとの事で点検してみると…
リアのスタビライザーブラケットにクラックを発見。
このブラケットはボディに溶接されてる厄介者です。
ひん剥いたブラケット。とにかく力技です。。。
あとはこのように新しいブラケットを溶接。
写真は溶接直後ですが熱が冷めたら錆止めのアンダーコート
を塗って完成となります。
若干の筋肉痛を感じます・・・^_^;
昨日はオルタネーター付近の異音でしたが今回は
エンジンタペット付近からの異音。
ポルシェも964までは調整式のタペットでしたが
993以降は油圧式に変わり基本的にメンテナンス
フリーになりました。
が、ここにきてタペット付近から”カタカタ”と異音が
出てくる物が…
原因はこの油圧タペットの抜けによる物。
今回は6番シリンダーのインテーク側からの音でしたが
ついでに右バンクの油圧タペットを6個を全部交換する
事になりました。(^_^)v
オルタネーター付近から異音が出てるポルシェ993。
主原因はおそらくオルタネーターと言うより空冷ファンの
インペラーのベアリング”ホイールハブ”と呼んでますが…
ついでなので何時オーバーホールしたか解らないのでオルタ
ネーターもリビルト品に交換する事に。
と、ばらしにかかったらアレッ?! なんか変です。。。
お気づきの方は流石です。写真赤丸のハーネスが横から出てき
てる。通常は真下から出てるはずなのに??? 90°ずらしても
付いちゃうんですね、勉強?!になりまいした。。。
で、ばらしてみるとやはりホイールハブが主原因でした。
古いオルタネーターのシャフトに固着して張り付いてしま
っていました。。。
ヘッドライトのLOWビームが点いたり点かなかったり
するポルシェ993がご入庫。
リトロニックでは無くハロゲン球タイプによくあった
トラブルです。 上写真では良く解らないと思います
がバルブを固定するピンがかろうじて付いてるだけで
バルブがガタガタに動いちゃう状態。
ようはアースの接触不良ですね。
バルブを外すと良く解ると思いますがピンの
支点が歪んじゃってます。
で、コレ。メーカーから供給されてる対策部品で
対処。凄く久しぶりにこんなことやりました。
調べてみると約5年前に作業したのが最後だった
ようで・・・
先日、エアコン修理で入庫してきていたポルシェ964。
何故か、エキスパンションバルブの入荷に手間取り
やっとエバポレーター交換です。
相変わらず964・993のエバポはガソリンタックを外し
たり重労働です。。。
グズグズなエバポレーター。こいつを交換する際は
その先のエキスパンションバルブは勿論ですがフェ
ンダーに隠れてるレシーバータンクも交換します。
エバポ関係の交換が終わったら最後にオーバーホール
してピカピカになったコンプレッサーを付け真空引き
して漏れが無ければガスを注入して終了。
これで今年の夏は快適に過ごせる事でしょう…ネ
どうもアイドリングが高いポルシェ993。
それ程のエンジン不調は体感的には感じないのですが…
で、原因はコレ。 エンジンの負圧を室内のほうに
引いてるパイプが外れてどっかにいっちゃってる???
こうなってると余計な空気をエンジンが吸ってしまっ
てアイドリングが制御しきれなくアイドリングが上が
っちゃうんです。
その他、エアコンの風が出なかったりの不具合も
あるんです。そう、993のエアコンのフラップ
はエンジンの負圧を利用して動かしてたりするんで
すね。。。
パイプを元通りにしてエンジンをかけるとご覧の通り。
大したこと無くてヨカッタです(^^ゞ
今日は肌寒い1日でしたが毎年GW位になるとエアコン
廻りの修理が流行り?!始めます。。。
こちら1992yモデル ポルシェ964。
エアコンガス漏れでのご入庫です。殆どガスも入っておらず
少しだけ入れて漏れを点検。
やはりではありますが主原因はエバポレーター付近に…
が、過去の整備履歴で何時、R134aガスに変更したか調べて
みるとだいぶ前のようではありましたがどうもコンプレッサ
ーにバルブアダプターを取り付けただけでオーバーホールは
勿論ですが最低限やらなくてはいけないと思われるレシーバ
ータンク交換やオイルの入れ替えすら???な感じ。
コンプレッサーからもイヤな感じな音も出てきてる
し検知器からも微妙に洩れの反応も出てる。
とりあえずコンプレッサーのオーバーホールを
と外してみると裏側がこんな感じでございました。。。