1988yモデル ポルシェ911カレラ。
路面の悪い所を走ると「キコキコ」と異音が出る固体が結構あります。
その原因はフロントのトーションバースプリングがケースと干渉してるってのが多いです。
フロントのトーションバーはロアアーム(Aアーム)の中(上写真黄線)にあり
前側はスプラインで固定され後ろ側(写真手前)はスプラインの切ってあるキャップ
をボルトでテンションをかけるような感じで固定されています。
ボルトを抜きキャップを外すとこのようにトーションバーが抜けてきます。
異音の原因は上写真○印。 バーとケースが擦れてるのが解ります。
それ自体は特に異常ではないのですがグリス切れで音が出てしまう事があるんです。
新しいグリスをバーに塗ってあげて組み直すとほぼ問題は解決です。。。!(^^)!
先月、ホームページをリニューアルして その頃からHP製作の方からもずっと
言われ続けてきたHP用写真のクォリティー。
確かに今までは安デジカメで撮っておりキレイでなかったのは気になっていました。
どうせ買うなら必要ないと言えばそうなのですが微妙にマニア心を擽るのがいいなぁ~
なんて考えてたら1ヶ月経ってしまいました。。。
で、ようやく決心して購入したのがコレ”PENTAX K-5”と言います。
やはり決め手はその辺の家電量販店には置いてないというどうにもマニアっぽくて
たまりませんってとこでした。(当然色々と調べて評判の良さもありますッ)
すぐには使いこなせそうにはありませんがこれから徐々に頑張ろうと思います。。(^_^)v
かれこれGW頃からお預かりしてます1989yモデル ポルシェ911カレラ。
このクルマ、なんと1オーナー車で走行距離も16万キロとエンジンのオーバーホールも
せずに調子良く頑張っております。
今回はそもそも車検でお預かりしたのですがこの際、長ぁ~いお付き合いをこれからも
するために色々と手を入れていこうと言う事に。。。
エアコンも一式リフレッシュ、ショックアブソーバーも4本交換。
で、外装でずっと気になっていたフロントリップスポイラーのガリガリ傷。
この際、気持ちよく交換する事にしました。(実際見ると写真よりクルマがシャキッとします。)
ちなみにこの純正リップスポイラーはこんな感じで固定されてるんです。。。
今回のご請求、、、まだ計算してませんが結構恐ろしい感じかも・・・です。(/_;)
ポルシェ964・993にはミキシングフラップモーターというよくも壊れてくれる
人気商品的なモーター部品があります。
それがいかれると(上写真○印)今回ご入庫いただいた993のように運転席だけ暑かったり寒かったり、
はたまた助手席側がそんな感じになったりしちゃいます。
ちなみに手に持ってるのは新品部品でこのようなギザギザでフラップを動かすようになってます。
この手のトラブルは8割方このモーターの交換で治ってしまいますが一応フラップの
作動点検もしてみます。ACのダイアルを一番低い温度にするとこのようにフラップが閉じて
ヒーターの流れを遮断します。
で、温度設定を暑いほうに廻していくと当然このようにヒーターのフラップが開いていきます。
こんな単純な物ですが何故に壊れちゃうんでしょう???
ここにきて今年もエアコン修理の依頼が増えてきました。
先日は3.2カレラでしたが今回は1996yモデル ポルシェ993です。
完全にエアコンガスが抜けている状態での入庫。
オーナー様に聞いたところ、以前にもエアコン本体を修理した記憶が・・・との事。
でも点検の結果、エバポレーター・エキスパンションバルブ付近がどうも怪しい。。。
で、よくよく見てみるとエキスパンションバルブを留めているボルトがナメまくっている
ではないですか。おそらく何処ぞでこのバルブを交換したのかな???
でも主原因はどうもエバポレーター側にあるようでエキスパンションバルブの
刺さる側が完全に腐食しておりました。
エバポレーター本体を取り外してみるとこんな感じに汚れが詰まっていました。
これを見てもおそらく以前の修理ではこのエバポレーターは交換してないように
感じます。。。
新品のエバポレーター&エキスパンションバルブに交換して組み付けが終わりましたら
漏れが無いか真空引きをして点検です。小一時間放置してもきちんと真空を保持してる
ので特に他は大丈夫そうです。
これで規定量のガスを充填して検知器で漏れのない事を確認して終了となりました。
今日は微妙にあいにくな天気の中、先日ご成約いただきました1988yモデル
ポルシェ911カレラの納車の為、北鎌倉へ・・・
新オーナー様も久しぶりのMT車と言う事もあってご自宅の廻りを同乗しながら
一通りの説明をしながら試乗して無事に納車完了。
帰りはご丁寧に大船駅まで送って頂き感謝です。
なんとなく駅で一服してると十数年前、ディーラー営業時代によく来た事を思いだし・・・
ついつい、夕方なのに「大船と言えば鯵の押し寿司だよなぁ」って買ってホームで
頂いちゃいました。。。
一服しながらそれを思い出させてくれたのもこの観音様でございました。。
長らく続いてました1988yモデル ポルシェ911カレラの納車点検整備。
今日でほぼ最後の作業になります。
機関の整備も終わり最後はエンジン調整。
触媒前での排ガス濃度を調整していきますが排ガスのサンプリングホールがご覧の通り
サビサビで過去にほとんど触っていなかったような感じ。
コレは絶対に折れるな・・・と思いきや案の定、折れてしまいました。(まぁ、良くある事ですが・・・)
そのような場合はドリルで揉んでタップを立てていきます。
出来上がったら新しいボルトを入れて完成。
(当然ですが汎用のボルトでなくポルシェ純正のボルトを入れます。)
そしたらはれてエンジン調整。
このように排ガステスターを差して計測します。
で、最初はO2センサーを切って調整していきます。
もう20年以上前のクルマなのに中々な数値が出せました。
既定の数値が出たら今度はO2センサーを入れて計測してみます。
これまた今となっては目づらしく!?きちんとO2センサーが効いてる数値が出てきました。
最後はアイドル調整。
写真の黄丸の赤く塗ってあるリレーみたいな物は自作のアイドルコントローラーの
キャンセラー。これを使いコントローラーをOFF状態にして回転数を調整してあげます。
これは結構狂ってるクルマが多いですね。。。
これで一通りの作業が終了。
この後、陸運局で中古新規登録を無事に済ませ納車点検整備は終了となりました。
これで金曜日に予定していますご納車もいけますかね。。。
終盤にきてます1988yモデル ポルシェ911の納車点検。
大まかな整備も終わり今日は内外装のお掃除です。
磨きが終わったら来週明けにはナンバーを取得。
最後にエンジンの微調整などをして納車準備完了の予定でございます。
ずっと前から走行不安定を訴えていたポルシェ993が入庫です。
以前に左フロントを突きあげた事があるらしくショックアブソーバーからは
オイルも滲んできており良く見るとホイールも一部に歪みがある状態。
タイヤを新品にしたと言う事でアライメント調整するにも今が良いと提案した所で
の入庫となりました。
今回のメニューとしてはショックアブソーバー4本の交換&左フロントホイール交換。
そして最後にアライメント調整という感じになります。
それにしても今まで使っていたショックアブソーバー(上写真)。案の定、左側は
完全に抜けておりご覧のような状態でした。(>_<)
今週は何故か3.2カレラの入庫が多く本日は1989yモデル ポルシェ911カレラ
のエアコン修理です。
もう何年も前にコンプレッサーが焼きつきマグネットクラッチがご覧のような状態。
ベルトを外し放置してましたが今回、意を決してエアコン廻りを見直す事に。。。
とりあえずコンプレッサーはリビルト品を手配します。
一応、コンプレッサーを交換する前にラインの漏れや各部の作動点検です。
結果、このコンデンサーファンも動いていませんでした。ちょっとお高い
部品ですが交換しちゃいます。
続いて心臓部!?のエバポレーター。
当初は洩れもなさそうだったので交換予定はなかったのですがエキスパンションバルブ
を交換すると言う事でどうせなら古くなってるエバポレーターも一式交換していいよと
言うなんとも太っ腹なオーナー様の一声で追加交換となりました。
古いエバポレーター。上っ面はそれほど汚れてませんでしたが下側は長年の汚れで
ドロドロ状態でした。
で、新品。 さすがに気持ちいい感じ。これで多少とも冷却効率が上がるといいの
ですが・・・
今回はそれまでのR12フロンタイプからR134aガスタイプに変更(俗に言うレトロフィット)
ですのでレシーバータンクも交換です。
すべての交換が終わりましたら一度じっくりと真空引きを行いリークを再度チェック。
リークのない事を確認したらガスチャージです。
気温約23°cで低圧が2.5bar、高圧が18barとなかなかいい感じの数値。
冷風も久しぶりにエアコンの効く3.2カレラって感じで半ば感動しました。
すべての作業が完了しましたら最後にこんなステッカーを貼り付けます。
別に強制ではないと思うのですがポルシェAGから部品として入手できるレトロフィット
に交換済みですョっていうステッカーです。
そんなこだわりもオーナー様からの依頼でした。ヽ(^o^)丿