今日は何故かポルシェ993・964カレラ4のドライブシャフトブーツ交換が
立て続きに。。。
2台ともに切れて間もなかったようでグリスも飛び出てなくブーツ交換でいけそうな感じ。
空冷モデルのドライブシャフトブーツ交換の中で一番面倒と思われる993。
マルチリンクサスのおかげでシャフトを抜くのも知恵の輪状態。
そんな訳で993は他のモデルと違い車上でのブーツ交換は不可能と思われます。
シャフトを抜いたら他のモデルと一緒。
こんな感じでグリスを詰め替えブーツを交換していきます。
組み終わり。もう少しなんとか簡単にできる方法は無い物でしょうか?
続いてポルシェ964カレラ4。
なんとリアではなくフロント側です。これは何気に993に次いで面倒なブーツ交換。
今回はインナー側だったのでなんとか車上での交換。(日ごろの行いが悪いとベアリング部
が固着していて車上交換不可の場合も・・・)
なんとかシャフトを抜かずに交換完了。
よりによって空冷モデルの中で面倒加減ナンバー1・2のブーツ交換でございました。。。(>_<)
エアコンが全く効かないポルシェ993。
ガスも全く入って無く検知器で測るとどうも定番エバポレーターから洩れているようです。
今週末から夏休みに入るのでその前に片づけましょうとせっせとエバポ交換に入ります。
相変わらず面倒なエアコンユニット外し。
中を割るとご覧のようにくたびれたエバポレーターが。。。
どうも○印辺りから洩れていたようです。
新しいエバポレーターに交換し組み付け、各部の漏れを点検したらガスを入れていきます。
吹き出し口の温度も10℃と良い感じです。
これでオーナー様も涼しい夏休みが迎えられる事でしょう。。。(^。^)y-.。o○
週末ご来店いただいた1996yモデルポルシェ993オーナー。
ホーンが押しても無いのに鳴ってしまうというトラブルがたまに・・・との事。
993のエアバッグは表面上、変わりないのですが前期・後期があり上のようなトラブルの
場合、後期型ならホーンコンタクトのリテーニングプレート(エアバッグの土台を兼ねてる
ホーンコンタクト部分)の交換で治るのですが前期型ですと部品変更でステアリング丸ごと
交換となりエラい出費になっちゃいます。
今回は1996yモデルという事でおそらく後期型かと思ったのですが一応確認し後期型である
ことを確認しました。
ちなみに前期型(1995yモデルまで)のエアバッグは上写真になります。
○印のエアバッグを固定する部分の形状が後期型と変わってますんで。
こちらが後期型。言葉だと説明しづらいのですが写真を見てもらえば一目瞭然です。
それに合わせたリテーニングプレート。上が後期がで下が前期型です。
形状が変わってるのが解ると思います。
たまにお電話でもお問い合わせがちょくちょくあったので写真を載せて説明してみました。
ご参考になりましたかね…^_^;
ポルシェ993のオリジナル ワンオフ マフラーが完成。
今回、一番凝ってみたのはマフラーカッター。
外、内を二重にしてエンド部分を一度溶接。そこから磨きをかけて一体物っぽく
仕上げております。外形は90Φで約26度の角度で斜めにカット、内側は手作業で
絞り込んであります。
その他、サイレンサーなどの寸法は純正品と全く一緒にしましたので場合によっては
マフラーカッターを純正品に変えたり逆に純正のサイレンサーにこのカッターを付けた
りもできます。勿論、音にもこだわり、ある意味空冷ポルシェっぽくない滑らかな心地よい
サウンドに仕上がってます。
こういった一本物のオーダーもご相談に乗りますので市販品じゃなく自分好みの物をって
方は一度相談してみてくださいね。。。(^。^)y-.。o○
1996yモデル ポルシェ993。
エアコンが効かない?というかコンプレッサーが廻らず入庫です。
ガスはきちんと入っているようです。
色々調べてみるとどうもプレッシャースイッチまで電源がきていないよう!?
と、言う事は・・・ ACコンプレッサーリレーを調べてみると作動電源はきているものの
スイッチリレーの電源がきていませんでした。
このように配線図とにらめっこしていたら原因が判明。
なんと、フォグランプリレーのほうから電源を貰っているようで・・・
で、フォグランプを点検したところ見事に点かないじゃないですか!!
結局、原因は上写真(黄丸)のフォグランプリレーの不良でございました。
こんなのが原因でエアコンが効かないなんて・・・はじめて経験しちゃいました。。。^_^;