先日、ご成約頂きましたポルシェ993。
16インチ純正ホイールが付いていてタイヤの山は十分ある
のですがちょっと古すぎいるので納車整備で交換する事に。
このサイズがまた困った事にフロントが205-55-16で
リアが245-45-16。フロントサイズはまだ色々なメーカー
で製造もしてるのですがリアサイズがほとんど無い。
純正「Nタイヤ」はBSなどでたまに造ってるようですが在庫有っ
たり無かったりで不安定なうえに非常に高価。
そんな中、私の知る限りではTOYOさんが「T1R」というシリーズ
で造ってくれてるんです。
やってくれますネTOYOさん
ポルシェ993のフロントショックアブソーバーのバンプラバー。
ポルシェさんの部品名称的には「ラバーストップ」と言うらしいです。
こんなにボロボロになってます。
役目的にはコレと一緒にダストブーツも付きショックアブソーバー
のロッド部の保護やショックアブソーバーの底突きを防止するなど
結構な役目をするんです。
皆さんはあまり見る事ないと思いますが964や993などで
こんな感じにずり下がってしまってるのをよく見かけます。
本来ならショックごと交換したい所なのですが色々と諸事情も
あったりしますので今回はラバーのみ交換してみます。
アライメント調整用のネジを触らずにやるにはこんな感じで
ショックをバラしていきます。
今回、ダストブーツに破れなど無かったのでラバーのみを
交換。
ちゃんとしたラバーに交換するとこのようにショックのロッド部
は完全に隠れるんです。
気になる方はチョコットホイールハウスを覗いてみてくださいね。
ポルシェ993のステアリング交換の依頼を受けたのは
年明け早々の事でした。。。
何故にすぐやらなかった???
オーナー様のこだわりで964時代までのアクセサリーで
設定のあったスポーツステアリングを付けたいと言われ・・・
言って見れば「ATIWE」製のステアリングではあるのですが
ポルシェから供給される物にはホーンパットにクレストのマーク
が入っているので純正が良いと言われ本国オーダーする事に。
ポルシェから取り寄せた物にはちゃんと純正マークの
刻印も入ってます。
ここで問題が?!
ステアリングは入荷したのですが当然993のSRS用のボス
は純正では無いので社外品を使用するのですが上写真の
ようにATIWEのステアリングはボルト3本留めで市販の
ボスが付かない。
そこで今度はATIWEの輸入元さんにお願いして
ボスアダプターを手配。(上写真がそれ)
これがまた入荷までに3カ月かかってしまいました。。。
アダプターをボスに取り付けるとこんな感じで
やっと交換作業の準備が整った感じ。
てな訳で約3カ月もお待たせしてしまった訳でございます。
993の純正ステアリング。
交換後はこんな感じ。
付いてしまえば何てことないですがここまでするのに結構な
お時間がかかってるなんて誰も思わないでしょうね。。。
先日、ご成約頂いたポルシェ993。
ご成約時に「下取りに出す87y911をもうちょっと楽しみたいから
ゆっくりでいいよ・・・」とおっしゃっていたのですが昨日に車庫証明
やら登録書類一式をお持ちになってのご来店!!
ゆっくりとは言っていた物のやはり早く乗りたいのでしょう・・・
早速、今日から納車点検整備に入りますのでもう少しお待ち
になって下さいね。。。
今日は朝から初来店のお客様のポルシェ964。
約1年ほど前に他店でご購入したおクルマらしいのですがちょっと
不安な所もありでのエンジンオイル交換&コンディションチェックです。
上写真はエアコンの冷風での吹き出し口温度のチェック。
今日の外気温は約20℃。吹き出し口温度が約10℃でした。
微妙ですがこの位の冷風が出てればこの夏も乗りきれそうな
感じかな。。。
そんな事もやりながらこのようなチェックシートを使い今後の
メンテナンスの予定(覚悟!?)をご相談していきます。
作業時間は約90分。コンディションチェックの料金は税込み6300円
となっております。
今回はエンジンオイル交換もあったので2時間ほどお時間を頂きました。
先日はポルシェ930でしたが今回は964のスターターモーター
のオーバーホール。
しかし、今回のお車はよく乗ってられたなぁと思う位にスターターが
回ってくれませんでした。
脱着する際はこんな感じでミッションマウントを数センチ
下げて作業します。この数センチが何故か非常に大切
なんです。
930系より964のミッションはおデブになってるので
中々出てきてくれません。
ここでミッションマウントを数センチ下げるというのが生
きてくるんです。
外してオーバーホールの仕上がったスターターモーター。
ほぼ新品と言ってもいいくらいの仕上がりです。
この辺の作業はディーラー時代からお世話になっている
電装屋さんにお願いしてます。。。
後は逆の手順で組み付け、最後に配線を結束バンド
で固定して終了。
今回も素直に緩んでくれたナットさんに”日ごろの行いが
良いのか”感謝感謝です。
現在、1987yモデル ポルシェ911カレラをお持ちの渋谷区のY様。
先日の車検整備の時にエンジンの不調を発見。直すには
最低限、ヘッドのオーバーホールが必要とお話ししてご検討
されてる中での事でした。
この際、以前から気になっていた当店のポルシェ993に代替えする
事に決定。
ビッグバンパーのカレラに約20年間お乗りなってきたのですが
最終型の空冷モデルって言うのも魅力的だったようでご決断
頂きました。
ご納車は整備などもありますので来月になってしまうとは思い
ますが楽しみにしていて下さい。
それまでは3.2カレラで最後の思い出をおつくりくださいませ。。。
何故かポルシェ993のドアハンドルのパッキンは寿命が
短い・・・
それまでの911・964などはここまで酷くなる物は少な
かったのですがね
パッキンを交換するには内張りを剥ぐってドアハンドル
を外さないとできません。
古いパッキンはご覧のようにパキパキ状態。
細かな部品ではありますが新品パーツに交換すると
クルマもシャキッとして見えイイ感じですね。。。
車検整備中の 1989yモデル ポルシェ930。
もう、何年も触って無かったであろうフロントハブベアリング。
このグリスの汚れは放っておけません。
って言うかベアリングが再使用できるか心配な位・・・
とりあえずバラして洗浄です。
(写真撮り忘れてしまいましたが洗ってみたらベアリング・
レース共に問題なさそうで再使用です。)
全部、キレイに洗ったら新しいグリスを詰めていきます。
で、車両に組み付けベアリングのガタの調整をして終了。
なんか最近、ディーラー時代によくやったヘッドライト修理や
スターターモーターの車上での脱着など懐かしい作業が続
いております。
と、言ってたらまたまたスターターモーターの調子の悪そうな
964が入庫してきました。。。
1989yモデル ポルシェ911。
ヘッドライトバルブを交換してたらレンズの固定ボルトが
ガタガタになり効かなくなってしまったというトラブルでご
入庫。
D.I.Yでやってるとたまにやってしまうんですね。。。
ヘッドライトレンズはカバーを外して固定用のボルトを
外して交換するのですが・・・
固定用ボルトの相手側のナット部はただのプレートに
3・4山位のネジが切ってあるだけなのでちょっと斜め
にボルトを入れてしまうとネジ山が簡単に崩れてネジ
が効かなくなってしまうんですね。
昔、ディーラー勤務時代はこのプレートにナットを溶接
したりして苦労しながら対処してましたが最近はこん
なリベットタイプのナットがあるんでだいぶ楽チンにな
りましたがもう壊さないようにしましょうね。。。