雨洩れ点検中のポルシェ964。
主原因はドアの廻りを一周しているドアシールの
劣化による圧着不良だったのですが…
他にも微妙な所がこのドアガラスシール。
古くなってくると縮んでしまい隙間ができてしまいます。
そうなるとドアの中に雨水が多量に入りこんでしまいます。
ドア自体は内張りにシールシートが貼ってはありますがそれ
で雨水の浸入を防ぐにもシートも古くなってくると限度があ
ります。
今回のお車のドアガラスシールは新品と比べると
約15mm位短くなってました。
見た目にも隙間ないほうがパリッとしますしお値段的
にも片側部品代で1500円程度なので交換してみても良
いのではないでしょうか。。。
ドアロックが全く効かないポルシェ964が入庫。
シート下の図。上側のシルバーの箱は集中ドアロック&
アラームシステムユニット。下の黒いのは社外のキーレスユニット。
共にカビのようなもので覆われてる?感じ。
ユニットの載っかってるトレーの下に水たまりが…
原因は雨洩れによる物でした。ほぼ水没状態。
で、何気に大変だったのはこのドアロックモターの固着。
ロック状態でカギがピクリとも動かない。。。
ドアが閉まってる状態でドアの内張りを剥がして
ナンとかドアロックモーターを取り外し無事ドアを解錠。
今回はアラームユニット&ドアロックモーター、それにキーレスを
新たに取付て作業は終了。
残った作業は雨洩れ点検修理です。。。
ポルシェ964にRUF製ステアリングを取付。
そんなに難しくないのでは?!…
ただ今回の作業にはこのような部品が必要なんです。
何か解る方は流石でございます。。。
付け終わりの図。
そうです。このステアリングは”ATIWE”というメーカー
が造っていた物。当時、ポルシェのアクセサリーパーツの
スポーツステアリングも同じメーカーさんでした。
で、今回付けたのが1992yモデル ポルシェ964。
1992yモデルと言う事でSRS付用のステアリングボスを使用
します。
ここまでは通常のステアリング交換と同じなのですが
このままではナルディやモモなら付きますがATIWE
さんのは付けられないのです。
そこで登場するのが先程の変換アダプター。
コレをかます事によって3点留めのATIWE製ステアリング
が付けられるようになるんです。
最近は需要が無いのか国内に無くメーカー本国バックオー
ダーで約3カ月ほど待ってしまいました。。。
法定12ヵ月点検整備でお預かりの1989yポルシェ911カレラ。
整備も一通り終わり最後にご用命のあったビルシュタイン
R2000カーボンクリーンの施工です。
当店では法定点検時とセットで特別価格にて施工してます。
このシステム、特にインジェクターの噴霧状態の改善にも
お勧めでございます。。。
ここのところ何故だか整備仕事が忙しかったのも
何となくひと段落した感じで。
と、余裕をかましてると何が起こるか解らないので
週明けに向けてポルシェ993のデスビベルトを巻き直
しておきましょう。。。
と言ってたら亀裂だらけのドライブシャフトブーツ
が登場!?
こちらも週明けから本格的に整備する1989y ポルシェ911カレラ
の物なのでチャチャッっとブーツ交換しておきましょう。。。
ポルシェ964のフロントスタビライザーリンケージの
ボールジョイント。
こんなふうに破けてる固体を多く見かけます。
純正部品ではASSYでの供給で結構なお値段。
そんな時は古いブーツを剥ぎ取り中のグリスを
詰め替えて…と
社外品ではありますが新しいブーツを被せてあげます。
地味な作業ですが破れてるのはあまり気分良くないです
から。。。
定期点検整備でお預かりのポルシェ964。
特に大きなトラブルも無かったのですが以前から
気になっていたドアシールの破れ。
定番と言えば定番修理。
走行には支障はない物のやっぱり目に付く所だけに
交換すると気持ちよく感じます。。。
オーナー様からのご指摘で交換のテールレンズシール。
お車は車検整備でお預かりの1988yモデル ポルシェ911カレラ。
言われてみればパキパキになっってしまったシール。
交換するには何気にレンズASSYを1回引き出さない
と出来ません。
交換後のシール。
簡単なようですが流石に25年以上前のお車。レンズASSYを
固定してるビスも固着して外れない事もシバシバです。。。
車検整備でお預かりの1989yモデル ポルシェ911カレラ。
あまり走行も伸びてなく特に大きな問題もなさそうですが…
上写真、ドライブシャフトブーツもパッと見は問題なそう…
がこのように亀裂が入り始めており何時パックリ口を
開けるか判らない状態でした。
そんな事もあるので距離を走って無くてもクラシックな
お車は定期的な点検も必要なんです。。。
ブレーキを踏むと「プーッ」ってホーンが鳴っちゃう
ポルシェ993が入庫。
993定番のトラブルです。
このまま乗ってるとそのうち前のクルマの人にいちゃもん
つけられちゃうかもです。。。
原因はエアバッグを支えているリテーニングプレート。ホーン
コンタクトの役目も担っております。
見た目には解らないですが触るとブッシュのコシが無く
なってます。それでエアバッグの重さに耐えられなくな
ってホーンが鳴っちゃうんですね。
今回は1997yモデルだったのでそのままプレート交換だけ
で済みましたが1996y初期モデルまでの物はステアリングご
との交換らしいですので。。。