今日は1996yモデル ポルシェ993のコンディションチェック。
今年の2月に他店にて購入されたとの事。
パッと見た感じエンジンのオイル洩れもさほど無く・・・と思ったのですが。。。
フロント左側のショックアブソーバーからのオイル洩れを発見。
写真で見る以上に洩れが酷いです。おそらくそれなりに走ると
ハンドリングにも影響が出ているはずですね。
ブレーキディスクローターの厚みもリミットを超えてました。
(写真はフロントで摩耗限界は30mmとなってます)
ブレーキパットもフロントはご覧のようにセンサーが擦れ始めてます。
ワーニングランプが点灯するのも時間の問題かと・・・
最後にシステムテスターで点検すると見事にエラーがいっぱい!!
(写真の#印がエラーが入ってるマーク)
中を覗くと過去のエラーが殆どで現状は差して問題のある物は
無く一安心。おそらくテスターの無い工場でメンテしてたのかと
推測できます。
なんて言いながら一通り終了。後は明日、オーナー様がご来店された
際に今後のメンテナンスメニューをご相談かな。。。
1996y モデル ポルシェ993のヘッドライトをリフレッシュ。
1996y位だとまだリトロニック(HID)では無くハロゲンバルブを
使用してる固体が多いです。今回のお車もハロゲンバルブでした。
レンズも黄ばんでいてシャキッとしてない。。。
で、今回の内容はコレ
レンズの交換とHIDの取り付けになります。
レンズを交換してHIDを取り付け。
今回のHIDは6000kを使用。車検を考えるとこの辺が
限界かもしれません。
向かって右のノーマルに比べてその差は歴然です。
顔つきもシャキッとしましたね。。。
1989yまでの空冷ポルシェのエアコンラインは殆どパイプ
を使っていなくホースで取りまわされています。
これがまたよくスローリークするのですが今回のお車は真空引き
しても徐々に大気圧に戻ってしまう。。。
コレはスローリークでは無く完全に何処か洩れてる感じです。
通常はこんな感じでフロアの下を這っているのですが・・・
こんな風に切った張ったでホースバンドを何個使ってるの???
って所を発見。
運よく工場に部品があり取り替えて真空引きしてみると・・・
きちんと保持してる感じ。
今日はこのまま帰って週明けに再度チェックする事に。
他にダメな所がなければよいのですが・・・ネ
先日から少しずつ進めているポルシェ964cup の納車点検。
基本的な整備も今日で終了。。。
デスビのベルトも巻き直しておきました。
後はドイツ本国から部品が届くのを待つばかりです。
何時になるのかなァ~。。。
先日、ご成約いただいてますポルシェ964cup car。
通常ならすぐに納車点検整備に入るのですがオーナー様の
ご要望もあり部品がなかなか全部揃わない・・・
ですができる事からやってしまえと言う事で整備をスタート。
コレは一部の交換予定部品です。
オーナー様のご要望の1つ。
EX側のタペットカバー。特に使えない訳ではないのですが。。。
古くて汚くなってきてるので新タイプに交換。
納車点検整備なのでついでと言う訳ではありませんが
当然タペット調整&プラグ交換も一緒にやっちゃいます。
この分でいくと基本的な整備は今週中には終わっちゃいます。
ただ、取付物が本国オーダーとなっておりまだまだ到着しそうに
ありません。。。
M様。 ご納車までにはもうちょっとかかりそうですが楽しみに
待ってて下さいネ。
先日、ご近所様にご購入いただいたポルシェ993が本日、
無事に納車完了。
GW中に納車する予定でいたのですが保険の手続きなどの
諸事情が多々あり本日になってしまいました。
と、言ってもホントのご近所なんで今後も毎日のようにこの
クルマはお見かけする事になるんですがね・・・
ポルシェ911・930・964系に使用できるヘッドライトレンズを
2種類入手したのでご紹介。
こちらはハロゲン用ノーマルレンズ。
このノーマルレンズはBOSCH製でマークが入ってますが
現在、部品をオーダーするとBOCSHのマークが入って無い
らしいです。
こちらは同じBOSCH製の球面タイプ。
前は1枚1万円もしなかったですが現在では2枚セットで
25600円とお高いです。
そしてこちらはビンテージHELLAタイプのリプロダクション品。
ちょっとクラシカルな球面タイプで面白いかも…
こちらは2枚で13000円とお値段も魅力的です。
いずれも在庫はしてませんが場合によってはお取り寄せも
可能ですのでm(__)m
1991yモデル ポルシェ964がオーバーヒートでご入庫。
ご覧のように油温がレッドゾーン近くまで上がってきています。
なのにオイルラインが通っている右フェンダーも冷たい。
その手前の右側のステップも冷たい。。。
原因はもうお解りだと思いますがサーモスタットと思われます・・・
がッ!? この後大変な事が・・・
サーモスタットを交換しようとしたらサーモスタットを
押えているキャップが全然ビクともしない???
やっとこさ外したら今度はサーモスタット本体も出てきやしない…
よく見るとハウジング自体に微妙な歪みがありその上、サーモ本体
の隙間にハウジングの欠片が咬みこんでいる。。。
これじゃハウジング自体も再使用できない>>>
国内在庫を調べると本国オーダーの模様。。。ヤバッ!?
でも、有ってヨカッタ部品取り車。1993yモデルの部品取り車
が1台有りそこから拝借して無事に完成。
これで無事にGWもお使いいただけます。。。
1989yモデル ポルシェ911カレラのシフトレバー。
横にレバーを揺するとガタガタと異音が・・・
シフトの感触もガタが多く???
シフトレバーのブーツを捲るとリンケージが見えこんな感じな
造りになってます。
ガタの原因はほぼコレな感じ。
上写真は新品に交換した後の絵ですが。。。
上側が砕けた古いブッシュ。(メーカー的にはフリクションリング
と言うらしいです。)
壊れていたのはフリクションリングだけですが、ついでなんで
シフトレバーの支点になるボールソケットも交換してあげます。
1986yモデル ポルシェ930。
911・930・964も数か所にこのようなオイルホースを使って
ますが古くなりホースが硬くなってくるとカシメ部分からオイル
洩れをおこします。
こんな風に液体パッキンを塗り込もうがビニールテープを
巻こうが無駄な努力です。。。
純正のオイルパイプホースはお値段もそれなり以上!?に
するのでホース部だけを交換します。
街のポルシェ屋さんでは当たり前の事ですけど…ネ