ポルシェ993 納車点検整備を早くしないと・・・ ~AUTOSTOP~
- 2013年3月24日
- ブログ
先日、ご成約頂いたポルシェ993。
ご成約時に「下取りに出す87y911をもうちょっと楽しみたいから
ゆっくりでいいよ・・・」とおっしゃっていたのですが昨日に車庫証明
やら登録書類一式をお持ちになってのご来店!!
ゆっくりとは言っていた物のやはり早く乗りたいのでしょう・・・
早速、今日から納車点検整備に入りますのでもう少しお待ち
になって下さいね。。。
先日、ご成約頂いたポルシェ993。
ご成約時に「下取りに出す87y911をもうちょっと楽しみたいから
ゆっくりでいいよ・・・」とおっしゃっていたのですが昨日に車庫証明
やら登録書類一式をお持ちになってのご来店!!
ゆっくりとは言っていた物のやはり早く乗りたいのでしょう・・・
早速、今日から納車点検整備に入りますのでもう少しお待ち
になって下さいね。。。
今日は朝から初来店のお客様のポルシェ964。
約1年ほど前に他店でご購入したおクルマらしいのですがちょっと
不安な所もありでのエンジンオイル交換&コンディションチェックです。
上写真はエアコンの冷風での吹き出し口温度のチェック。
今日の外気温は約20℃。吹き出し口温度が約10℃でした。
微妙ですがこの位の冷風が出てればこの夏も乗りきれそうな
感じかな。。。
そんな事もやりながらこのようなチェックシートを使い今後の
メンテナンスの予定(覚悟!?)をご相談していきます。
作業時間は約90分。コンディションチェックの料金は税込み6300円
となっております。
今回はエンジンオイル交換もあったので2時間ほどお時間を頂きました。
先日はポルシェ930でしたが今回は964のスターターモーター
のオーバーホール。
しかし、今回のお車はよく乗ってられたなぁと思う位にスターターが
回ってくれませんでした。
脱着する際はこんな感じでミッションマウントを数センチ
下げて作業します。この数センチが何故か非常に大切
なんです。
930系より964のミッションはおデブになってるので
中々出てきてくれません。
ここでミッションマウントを数センチ下げるというのが生
きてくるんです。
外してオーバーホールの仕上がったスターターモーター。
ほぼ新品と言ってもいいくらいの仕上がりです。
この辺の作業はディーラー時代からお世話になっている
電装屋さんにお願いしてます。。。
後は逆の手順で組み付け、最後に配線を結束バンド
で固定して終了。
今回も素直に緩んでくれたナットさんに”日ごろの行いが
良いのか”感謝感謝です。
現在、1987yモデル ポルシェ911カレラをお持ちの渋谷区のY様。
先日の車検整備の時にエンジンの不調を発見。直すには
最低限、ヘッドのオーバーホールが必要とお話ししてご検討
されてる中での事でした。
この際、以前から気になっていた当店のポルシェ993に代替えする
事に決定。
ビッグバンパーのカレラに約20年間お乗りなってきたのですが
最終型の空冷モデルって言うのも魅力的だったようでご決断
頂きました。
ご納車は整備などもありますので来月になってしまうとは思い
ますが楽しみにしていて下さい。
それまでは3.2カレラで最後の思い出をおつくりくださいませ。。。
何故かポルシェ993のドアハンドルのパッキンは寿命が
短い・・・
それまでの911・964などはここまで酷くなる物は少な
かったのですがね
パッキンを交換するには内張りを剥ぐってドアハンドル
を外さないとできません。
古いパッキンはご覧のようにパキパキ状態。
細かな部品ではありますが新品パーツに交換すると
クルマもシャキッとして見えイイ感じですね。。。
車検整備中の 1989yモデル ポルシェ930。
もう、何年も触って無かったであろうフロントハブベアリング。
このグリスの汚れは放っておけません。
って言うかベアリングが再使用できるか心配な位・・・
とりあえずバラして洗浄です。
(写真撮り忘れてしまいましたが洗ってみたらベアリング・
レース共に問題なさそうで再使用です。)
全部、キレイに洗ったら新しいグリスを詰めていきます。
で、車両に組み付けベアリングのガタの調整をして終了。
なんか最近、ディーラー時代によくやったヘッドライト修理や
スターターモーターの車上での脱着など懐かしい作業が続
いております。
と、言ってたらまたまたスターターモーターの調子の悪そうな
964が入庫してきました。。。
1989yモデル ポルシェ911。
ヘッドライトバルブを交換してたらレンズの固定ボルトが
ガタガタになり効かなくなってしまったというトラブルでご
入庫。
D.I.Yでやってるとたまにやってしまうんですね。。。
ヘッドライトレンズはカバーを外して固定用のボルトを
外して交換するのですが・・・
固定用ボルトの相手側のナット部はただのプレートに
3・4山位のネジが切ってあるだけなのでちょっと斜め
にボルトを入れてしまうとネジ山が簡単に崩れてネジ
が効かなくなってしまうんですね。
昔、ディーラー勤務時代はこのプレートにナットを溶接
したりして苦労しながら対処してましたが最近はこん
なリベットタイプのナットがあるんでだいぶ楽チンにな
りましたがもう壊さないようにしましょうね。。。
ポルシェ993のスモールランプ交換です。
上写真は白熱球タイプではありますが純正ではなく
白く光るタイプの物を使用してます。
左が今まで使用していた白く光る電球。
で、右が今回使用するLED。
比べてみるとやっぱりLEDは真っ白ですね。
当店で取り扱う空冷ポルシェやローバーミニに
関してはバルブ切れ警告灯なども無いので気
軽にLEDも使えます。
ただし、LEDによっては極性もあったりしますので
注意が必要ですので・・・
使用してるのは永井電子さんのM.D.I。
クルマは車検整備でお預かり中の1989yポルシェ911ターボ。
非常にレスポンスも良くなり特にエンジンの始動性は
抜群に良いのですが…
若干、他の点火系に無理がかかるのかご覧のように
ディストリビューターのローターが溶け始めてきてます。
使用期間は2年位なのでそれほど古い物ではないの
ですがね。
元々の純正CDIがパンクして数年前に交換したのですが
何時もこんな感じなんで定期的に交換してます。
M.D.Iを使用してる方は注意が必要ですョ。
車検整備でお預かり中の1989yモデル ポルシェ911ターボ。
オーナー様からのご指摘で時たまスターターが廻らない時が
有るとの事でオーバーホールしてほしいとの事。
空冷ポルシェではたまにあるトラブルではありますが・・・
1989yモデルは最終型の930系となりトランスミッションも
それまでの915系からG50系に変わりちょっと大きくなって
おりミッションの上にのっかっているスターターモーター外し
も若干シビレちゃいます。。。
スターターはナット2個で固定されてるのですがウチ1個が
ミッションの真上にありほぼ手探りで緩めていきます。
コレがたまにガッツリ締まってる物もありお祈りしながら緩め
る事も・・・(今回のお車は以前に私がクラッチオーバーホール
した事もあり当然適正トルクで締まってるはずなので難なく
緩みましたが。)
ナットが外れてもこの大きなミッションの場合、すんなり
外に出てこない事も・・・
そんな時はミッションマウントを緩め隙間を作りながら
外に出します。
久しぶりにやりましたがやっぱり渋い作業です。。。