先日ご成約いただきました1988yモデル ポルシェ911カレラ。
ようやく納車点検整備の準備もでき本日よりスタートでございます。
こちらが3.2カレラ系の納車点検時の交換部品基本セット。
とりあえず下廻りを点検がてらエンジンオイルを抜いていきます。
基本交換部品以外のイレギュラー的修理個所から進めていきます。
まずはオイルホース関係。ご覧の通りオイルホースのカシメ部分から漏れではないですが
滲み始めてきてます。
滲みが漏れに変わるのも時間の問題なのでカシメを切開してメッシュホースに交換
させていただきました。
続いてドライブシャフトブーツ。全部で4個使用していますが左の内側のブーツに亀裂
があった(車検は通るレベルではありましたが・・・)のでこれも交換します。
このような感じで進めていきますので当店の納車点検整備には多少のお時間を頂くように
しております。。。m(__)m
ビルシュタイン R2000 カーボンクリーンを施工。
このカーボンクリーンとはエンジンルーム内のフューエルラインの洗浄、インジェクター
の噴霧状態の改善に効果があります。
上写真のような専用の溶剤をガソリンに混ぜて使用します。
溶剤を混ぜて機械にセットしたらクルマのフューエルラインに接続して準備完了。
後はエンジンを始動させアイドル状態で約30分。
その時にエンジンの規定燃圧より0.5bar位上げインジェクターに多少の負荷をかけるのが
おミソなんです。
このカーボンクリーン、車検整備など法定点検時にセット施工ですと只今、11025円にて承
ってますので(^^)v
不幸な事にエンジンが突然止まり再始動不能でレッカー入庫してきました。
1987yモデル ポルシェ911 3.2Lカレラってやつです。
幸か不幸か症状を聞いてみるとどうもDMEリレーのパンクっぽい感じ。
交換したら何の事も無かったようにエンジン始動! 問題解決です。。。
そう言えばたまにお問い合わせでDMEリレーの場所を聞かれる事があります。
運転席の下、DME(メインのコントロールユニット)横にある黒いリレーなんです
けど判りますか?って感じで。。。(上写真の○印)
ちなみにこのリレー、当店では純正品・OEM品・社外品と3種類ご用意してます。
純正品 ¥12,810.-
OEM品 ¥11,529.-
社外品 ¥7,350.-
皆さんもいざという時の為に1個お持ちになっていてもいいかも的商品かと思います。
GWも終わり今日から営業再開です。
で、個人的にあまり経験のない3.2カレラの集中ドアロックが全く効かない
というトラブル。 1989yまでの911のドアロックユニットはフロントフード
奥のほうにあったりします。
そのユニットのカプラーを見るとなんかエポキシ系接着剤みたいなもので補修したような
跡が・・・
これで決まりと思い外してみたのですが・・・確かにナンデか補修した跡はあったのですが
接触不良などの原因になるような感じでもなく。。。
再度、取付し直したら治ってしまうし。。。もしかしたらユニット本体なのかもしれま
せんがそこそこ値段もするのでおいそれと交換もできないしまた症状が出るのを待った
ほうがいいのかな???
GWも中盤ですね。当店も今日を最後に明日からお休みに入ります。!(^^)!
最後のお仕事に1989yモデルのポルシェ911カレラのダッシュパネル交換を。。。
上写真はそのカレラから外した見事に割れてるダッシュパネル。
パネルを外すとこんな感じになります。
あのパネル、外すの結構大変なんです。
新品パネルは20万円近する高価な物になってしまいます。
今回は運よく程度の良い中古品をゲット!!
これでだいぶ見栄えが変わりクルマもパリッと見えます。。。
明日からGW休みに入り来週は火曜日からの営業となりますのでm(__)m
ここのところエアコンが使いたくなるくらい暑い日がボチボチありますね。
そんな中、某業者様からの依頼が…(あまりお付き合いはないのですが)
工場でエアコンガスを補充してた所、突然「バシュッ~!?」って音とともに
フロントから白煙?が出てエアコンが全く効かない状態に (;一_一)
早速、入庫してきた993のエアコンフィルターを外して中を覗いてみると
オイルが垂れてる跡を発見。
何となく解ってはいたのですが取り急ぎエアコンユニットを外しにかかります。
で、原因であろうエバポレーター。上写真マル印の辺りからガスが漏れ出したのでしょう。
新品のエバポレーターに交換。
車両に組んだら真空引きをして漏れを点検。
異常なしという事でガスを規定量入れて作業完了です。
これで今年の夏は快適に過ごせるはずですョ。。。
なんか久しぶりなショックアブソーバー交換。。。
お車は1995yモデル ポルシェ993.
純正ショックが付いていると聞いてはいたのですが見ると自分的には993にしては
あまり見なれない色のショックが付いてます。
リアショックも同じ感じ。
良く見るとモンローさんのショックでした。当時、新車にはBOGE製のショックが
付いていたのですがここ数年でBOGEの供給が終わりモンローに変更になったんで
すね。
個人的にモンローというとなんかアメ車的なイメージがあり使わないようになり
その代わりに定番のビルシュタインを主に使うようになりました。
久しぶりに作業しましたが930系や964に比べると993は若干手間がかかりますね。
ポルシェ993のキーレス取り付けのご紹介。
当店では現在、こんな部材を使用してます。
1992yモデル以降の964・993は助手席下にユニットを付けています。
(写真上にあるのがアラームシステムのユニットでここにはキーレス取り付け時に必要な
配線がすべて集まってるのでベストな位置かと思います。)
取り付け終了の図。
このキーレス取り付け、当店では施工商品として取り扱っております。
(部品単体での販売はしてません)
今回の993の場合、現在 税込26,775.円にて施工を承っておりますので。。。!(^^)!
1997yモデル ポルシェ993がオイルタンク付近からオイルが漏れてくるという事で
入庫です。
993はインナーフェンダーを外さないとオイルタンクが見えてきません。
外してみるとご覧の通りでした。
一度ざっくり洗浄してエンジン始動。
するとボディからニョキッって出てくる蛇腹状のホースから結構な感じでオイルが漏れてきました。
その蛇腹状のホースがコレです。何だかわかりますか???
そのホースを抜いてるとこの図です。ボディの袋状の中を通してる感じです。
どこに行くのでしょうか?
答えはオイルフィラーネックでした。
エンジンオイルを入れると、このホースを通ってオイルタンクに行くんですね。
どおりで993のエンジンオイルはなかなか入っていかないはずです。
で、写真に写ってる赤い物は? それは内緒です^_^;・・・でもこの車に使ってる部品では
ないですが・・・ このホース交換、袋状になっているボディの中を手探りで通していくので
ホント内視鏡がほしいくらい大変だったりします。
先日からちょこっと工場を工事してました。
その間、リフトが一つ使用できない状態でオイル交換などクイック整備を
お断りしたり皆様にはご迷惑をおかけしまして…<m(__)m>
無事に工事も終わり。。。
何を工事したかと言うと工場の横にドアを新設してみました。