9時間耐久レース クレヨンGT3研修号 結果発表

朝7時の練習走行時に普段あまりありえないトラブルが……
アッパーホースが内側から破れて冷却水を噴出していました。
これで今回のレースは終わりかなと思いましたが、朝7時半の出来事だったので、ポルシェセンターに部品があればとりに行き直す予定でしたが部品もありません……セントラルの近くのホームセンターで代用品を今回助っ人で着てくれたグラック村田氏が作りました 流石レース屋さん
そんな事で….なんとか走る事が出来ました。

しかし水を入れてエア抜きなどをしてしながらの走行、いよいよ本格的に
コースに復帰したのは12時半その後、突然のエンジンストールが二回レースを運営される方から
『完全に治るまで再スタートしないでください』と言われました。
原因は噴出した熱の蒸気がマフラーについてる
ラムダーセンサーを破壊して、ヒューズが切れて止まりセンサーをカットして完了
その後、水温も安定、良い状態での周回を重ねていました。
流石電気に強いメカニック藤本でした

しかし夕方の3時半、雲行きが怪しくなり、突然の雨
この時点でドライバーは番頭伊藤
私を残し日比野編集長、塗装の匠村田、メカニック藤本 全ての持ち時間は済ませ、残すは私がラストランで走る予定でしたが三時過ぎに 番頭伊藤のところで大雨が降り、ハイドロが起こり…そのまま裏ストレートで単独で芝生に乗り上げ大破……これでレースは終わりました

今回、クレヨンスタッフとしては9時間耐久に参加すると決まって
車を仕上げるまでの約3ヶ月、当日の出来事などを含む色々な事(失敗)がありました。
この事はかなり良い勉強ができたと思います。
私の考え方に 悩んでいるより….事をおこして失敗をして 改善する事で
正しい答えが出ると思って…..今まで人生を走ってきていますから
車は大破しましたが、奇跡的にも番頭伊藤はポルシェの剛性とロールバーがあったため軽度の打撲で、今朝も朝から仕事が出来る状態です。

私なりに振り返ると、このことが今後のクレヨンポルシェオーナーや
今後クレヨンのポルシェに乗って頂ける方にとって
良い方向性を示せると確信した9時間耐久レースでした。
あらためてポルシェの剛性と安全性に肌で感じる事ができました
      
             ガレージクレヨン  岡本 孝
左の写真は水を噴出したので修理するところです
真ん中の写真 約3時間走り、みんなでタイヤ交換をしているところです。
右の写真はアサイチの練習走行前のピットロードに並ぶところです。

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