失敗しない空冷ポルシェ選び
- 2011年8月14日
- 作業事例
空冷ポルシェ、色々な情報が飛び回っている今の時代
実際に空冷ポルシェに乗るには個人のブログ、ショップのブログ、ツイッターなど本当の事と解らない事が多く存在します。
そこで私が30数年空冷ポルシェと付き合ってきて思っている事をここで少しでもわかっていただければありがたいと思います。
まず個体 これが大事です。 空冷ポルシェはワインと同じです。
製造された年式、モデルにより美味しいときとそうでない時があります。・・・その辺を細かく書きたいのですが、これを書くと世の中に大問題が起きるので控えます。
クレヨンで預かっているモデルはある程度美味しいモデルと思ってください。
次に輸入経路ですが、これまた正規物、新車並行、中古並行など色々と存在しますが、この辺の事は後日報告します。
次に整備
一般的に売られている空冷ポルシェはほとんどが前オーナーが乗っていたまんまの状態、もしくは業者用のオークションなどで仕入れた状態を簡単に整備したものを、ほとんどのショップで販売されています。
その中にはオイルが漏れ、正常に作動しないスイッチ、機関なども含まれています。
これらを見分けて判断して購入してからエンジンを分解したり、外装で気に入らないところを塗装したり、自分の思うポルシェに仕上げるには最低50万~数百万円かかるのが普通です。
そこでクレヨンでは、私が初めてポルシェと出会った時にすぐに故障があり(整備されていなかったのであたりまえです。) 修理をすることになり、修理代が払えなくなり、泣く泣く手放した経験から現在の販売方法・・・私が乗っても良いと思うポルシェにリフレッシュしてお渡しすることにしています。
そこで、少しでも心配のない空冷ポルシェを選んでいただくために、下記の 過去の整備サイト のリンクをクリックしていただくと色々な空冷ポルシェの整備サイトに次々とつながり来ていただけるように、なっていますので是非ともこれから空冷ポルシェオーナーを目指されている方は、一度見て見てください。
クレヨンでは一台一台手間暇おしまず、クレヨンスタッフが毎日リフレッシュ作業にはげんでいます。
このお盆休み、是非とも一度考えてみてはいかがですか?
買ったけど、私みたいに修理代ですぐに手放すことにならないように・・・
写真に写っている物は92年のクレヨンの事前納車整備状況です。
エンジン分解整備でも色々なやりかたがあります。
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