スポルトマチックではなくシュポルトマチック直った(笑)試運転

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今回の整備を終えて試運転を繰り返し、現時点では問題無く走っています。

簡単にシュポルトの説明をします。
写真で解るように基本シフトには P R L D D3 D4と書かれていますね 
エンジンを発動する時、駐車しているときにはP
それ以外の時には.セルモーターは安全のために回らないシステムです。
また当然間ニュートラルNモードも確りあります。(Nでセルは回ります)
シフトレバーを触り少し上下に動かす事でスイッチが入り 
エンジンの空気を吸引する力を貯めてクラッチを引っ張り切ります。
そのためスタートでは普段Dレンジで入れているとアクセルがアイドリング状態でも動き出します。
エンジンが温まるまでアイドリングは安定しない(キャブレター)なので
そんな時はDレンジに入っているシフトを手前に引っ張ってやると
スイッチが入り空ぶかしが出来ますが、少し不安が有るので左足でブレーキを踏みながらです
日本の一般道路では60キロなのでDで全て走る事は可能です。
高速道路などではD3 D4など使い走ります。
シュポルトマチックの事だけでも 原稿用紙10枚は書けますね(笑)

世界的に見てもシュポルトマチックのポルシェが少なくなっている事が今回の修理で解りました。 
それは消耗部品はそれなりに部品がそろいますが、欠品部品が沢山あることからです。
とくに今回整備をしていると いくつもの壁に当たります。
46年経過している個体には色々な経年劣化があります。
何もかも全てオーバーホールする事は不可能なのが現実です。
この状態で出来るだけベストの状態にもっていくことがクレヨンスタッフの仕事であり、ポルシェに触れる事は私を含めスタッフ皆一生勉強ですね(笑) 

 

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