事前納車整備97年993カレラ オイル漏れエンジン下ろしての整備 パート2
- 2014年6月13日
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エンジンを下ろして(笑)
エンジンとミッションを切り離し、エンジンをエンジン台に取り付けて
排気系 吸気系 電気系などエンジンの周りについている様々の物を順番に外していきます
今回のオイル漏れの箇所は写真で解るように、90パーセントの確率で、定期的に交換するカバーパッキンとスルーボルト カムハウジングです
通常定期的に交換するカバーパッキン類などはエンジンをここまで下ろして整備する必要はありませんが、ニュースサイトで私がよく書いている本体からのオイル漏れ…カムハウジングかスルーボルトからと考えても良いと思います
クランクケースから漏れる事もありますが 今回のように走行距離が少なくオイル漏れを起こしている場合はあまりケース本体からとは考えにくいと思われます
上記の内容から現在考えられる範囲のオイル漏れで分解するのは ピストンシリンダーまで抜き取るところまでの分解整備となります
注意
空冷ポルシェのオイル漏れは大なり小なり起こしています。
911ほとんどと言っても良いぐらいあります
しかし全ての911がこのような作業をする事はありません
現実にこの993のオーナーはこの状態で何の問題も無く入られていました
(少しオイルの漕げた匂いはしたと思いますが)
直ぐに直さないといけない修理は圧力のかかっている所、直ぐに直さないとオイルが吹き出ますので......
これらのオイル漏れの修理はクレヨンの場合全て私の判断でおこなっています
クレヨンポルシェの基本=私の乗りたいポルシェですから......
これからおこなう全ての作業 必要な部品 オイル類などそして本体の消費税8パーセント込みで654万円です
自分でクレヨンから乗って帰って登録される方ならこの価格に月割りの
自動車税51000円が乗り出し価格と成ります
当然外装も 私が洗車しても気にならない状態です
それを ふまえて今日からはじめる納車整備をご覧下さい