7月1台目となる義捐金対象譲受72年911T 販売時期は未定? 譲り受けの旅往復約900キロ
- 2014年7月6日
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昨日長野県に譲り受けのご依頼があり行って来ました
事前に状態をクレヨンの星の数で査定をして頂きおおよその雰囲気はつかんでいきましたが….
そんな72年911T…..今回のオーナーが乗られるようになられて28年 沢山の思い出がある911
私は譲り受ける時には99パーセントオーナーと直接顔を見てお話をする事に決めています 他人に任せない事にしています
そんなことで今回も朝から自慢のキャリアカー往復約900キロ譲り受けの旅
事前にバッテリーが上がっている、タイヤの空気圧が少し抜けている、車検が切れているなど教えていただき色々と用意をして行きました。
今回オーナーが手放されるのは、ここ数年忙しくなりすぎで乗ってやる時間がなくなり、このままだとポルシェに申し訳なく思ったからとのことで、お声をかけて頂きました。
そんなオーナーが車庫のシャツターを開けて911の顔を見たときの第一印象...これは私が物凄く大事にしている事ですが、ポルシェが寂しそうに私を見ているように見えました。
タイヤの空気が規定値より少なく、リアが少し傾いていたためかな?
そしてバッテリーをつなぎ、エンジン発動...燃料ポンプの音はしますが、セルが回りません....とりあえず手で押してガレージから出して見たところ、エンジンの下にはオイルが漏れ、たまっていました……オーナーも愕然...
そしてたまたまガレージから坂になっているので 押しがけを試みましたが一度目失敗...再度...今度は私が乗り、長い急な坂を使い何とかエンジン発動...
すると、あたり前ですが白煙...ミッションもシフトブッシュが飛んでおり
色々なポルシェで慣れている私でも中々バックに入らないぐらいです。
そして 私より漠然とされていたのはオーナーです
今まで大事にしてきたつもりが、この数年間乗ってやらない事で色々な所が一気に?なっていることに衝撃を受けておられました...
正直私も最初に聞いたことと、星の数と大きく異なるので驚きました
そしてこの911は写真で解るように現在ホワイトです、事前に聞いていましたが塗り替えられてのホワイトで元色は何と、写真でわかる様に私の大好きな色...
これで私の決意が決まりました、オーナーとお話をして元色が私の好きな色なので今なら私の力量でリフレッシュしてクレヨンポルシェとしてよみがえる事が可能な事を理解していただき、譲り受ける事になりました
そんな事なので最低でも1年以上かけて私なりにリフレッシュする事になりました
そんな7月の義捐金対象譲受ポルシェ一台目です
最初に写真でわかる様に 確り私と握手をして約束の誓いをしてきました
またまた 自分を追い込んでいますね...長い戦いの始まりです.....
クレヨンは譲り受けたポルシェを輸出 転売などはいたしません
日本で気持ち良く新オーナーに渡す事とがガレージクレヨンの使命ですので...これからも色々な事で乗ってやれなくなったポルシェありましたらガレージクレヨンにご相談ください