PORSCHE News and Reports

チャンネル9スタッフによる「ポルシェ探訪

こんにちは、チャンネル9です!

暑さもうだる2011年夏、皆様いかがお過ごしでしょうか?

節電元年のこの夏に、暑いからってクーラー三昧なんてご法度ですね。
エアコン温度を28℃にセット!
軽く汗を滲ませながら、さー「ポルシェ探訪」スタートっす。

アイドラーズ12時間耐久01

今回の探訪、場所は栃木県茂木町にある「ツインリンクもてぎ」で開催の

「idlers Games / 12時間耐久レース」に仲間やお客さん、従業員を連れてレースに出る!
なんてショップさんが3社ほど。しかもポルシェでエントリーのショップ様からは
「チャンネル9ステッカー貼ってあげるよ!」なんて嬉しいお言葉がきっかけとなりまして、
図々しくもステッカーをデカデカと貼ってもらい我々チャンネル9スタッフ用Tシャツやら
ポロシャツまでこしらえての応援&撮影取材となりました。

アイドラーズ 12時間耐久04

我々取材スタッフもAM5:00に途中のSAで集合!

7:00に到着した時にはドライバーズミーティングの最中で既にピリピリムード・・・

素人さんの集まりとは聞いていたが、真剣さは本物です。

7:55~ローリングスタートによりいよいよレース開始!

気温34.1℃の猛暑の中、我々も撮影開始!!(アチィ~)

アイドラーズ12時間耐久レース09 アイドラーズ12時間耐久レース010 アイドラーズ12時間耐久レース011 アイドラーズ12時間耐久レース012

今回快くチャンネル9ステッカーを貼ってエントリーして下さったのはこちら!

ポルシェ930カレラ3.2

「UZIさん」 http://www.uzi.co.jp

「TUCレーシングさん」 http://www.tucgroup.co.jp

「ガラージュモンツァさん」 http://www.garage-monza.jp

アルファ用の大判ステッカー 準備できずすみません。
次回は姉妹サイトのエキゾチックカーでサポートします!

聞くところによるとレース前夜から最終の車両チェックや、レースに必要な備品などの積み込み、最後に車両の積み込みなどみなさんほぼ徹夜でレースインの模様。レース中は先頭に立ってチームをけん引、トラブル発生ともなれば熱く煮えたぎるエンジンルームに手を突っ込み、場合によってはジャッキアップした車体の下にもぐりこみ、素早くトラブルシューティング→復旧作業とこなされて、もちろんドライバーとしても割り振られた走行枠を目一杯走り切り、次のドライバーへバトンを渡す。。。12時間耐久のはずが合計40時間の耐久(汗)になってしまったようで。。。並大抵の「オツカレ!」ではないですよね。それでも皆さん不思議と疲労感は全く感じない、ピット内やパドック内では終始笑いが絶えることはなかった。

一方、他のドライバー(仲間たち)はというと・・・

サインボードを出したり、燃料購入に走ったり、ピットイン時には、ドライバーの補助、燃料補給、アース取り(静電気による火災防止)、その他窓を拭いたりと結構忙しくもこちらも楽しそうである。

手作り感のあるピット作業でありながらにして本格的!、遊びとはいえ一歩間違えば事故にもなりかねないことはみんな十分に理解している。さすが大人の少年の目を持った皆さん「アイドラーズ」である。

それでも車が飛び出しちゃえばこんな感じ↓↓↓でしたけど(笑)

仮眠、遅めの朝食、サーキット仲間との談笑、家族サービス(これ元気になります)、暑さ対策も!

例年に比べ参加車両は少なめ?!とのことだが、それでも94台のエントリー(昨年は100台超え)、ドライバーや応援のサポーターを含め優に1000人は軽く超える人気のイベント。主催は「日本アイドラーズクラブ」。このアイドラーズクラブ、耐久レースだけではなく年間シリーズ戦全4戦のスプリントレースも開催、ポルシェだけでなくミニやMG、国産車クラスも用意され気軽に楽しめるレースイベントとしてとても人気が高い。エントリーする全てのショップ、クラブ、個人が主催者でありエントラント!といった趣旨を持つ日本を代表するレーシングアソシエーションではあるが本職ではないという。しかしながらこういった団体が現代の車好きレース好きを支えてくれている。さらに言えば、敷居を下げ門戸を広くすることで若者や中年層の車への興味喚起を促す役目を担っているようだ。

途中のトラブルにも問題なく対応。
と、口では簡単に言うけれどかなりの重作業を行うチームもあり12時間耐久レースの大変さとゴールにかける思いを目の当たりにしました。

ガラージュモンツァさんはスタートから30分ほど経過したところでミッショントラブル。

ミッションの載せ換え作業に8時間をかけラスト3時間を切ったところでコースに復帰!

この時点で感動で胸が一杯になったりもして・・・

感動して汗だくのメカニックの写真さえ撮り忘れ(汗) ご苦労様です。

さてレースは終盤、夕陽のサーキットの美しさとを楽しむ間もなくドライバーたちの疲れはピークに・・・

我々「ポルシェ探訪編集部」においては初めてのレース取材、しかも12時間という長丁場の耐久レースということもありスプリントでは味わうことのできない貴重な体験をさせていただいた!チーム全員で完走という一つの目標に向かって、ドライバーのサポートやピット作業の連携、トラブル発生ともなればヒートアップするメカニックをうちわや扇風機であおぎ、重症となるトラブルにも時間が許す限り最後まで仲間と知恵を出しあい、協力しながら復旧を行う。ポジションが上がった下がったで子供のように一喜一憂し、走り終えたドライバーからアドバイスをもらったり、あの走りはあーだこーだと褒めたりけなしたり(笑)。最初はぎこちない初対面となるチームメイトであったとしても、最後には仲間となっていく姿に、我々も見ていて感動と懐かしさを覚えた。ドライブすることがなかった我々スタッフとはいえ、エントラント! これがアイドラーズの精神?!なのか。

そして待ちに待ったエンディング!

チームメイトの手厚いお出迎え、シャンパンファイトならぬウォーターファイト?
「順位なんて関係ない、みんなで楽しい時間を過ごせたことがなによりだよ!」
と少し強がってみたりして(笑)

最後にチームメイトと分け隔てなく我々チャンネル9スタッフを迎い入れてくれた皆さま方、喜びや感動を皆さまと共有させていただきましたこと大変に感謝しております。またご協力いただいたUZIさん、TUCレーシングさん、ガラージュモンツァさんこの場を借りてお礼申し上げます。

そしてこんな素敵なイベントを主催されている「日本アイドラーズクラブ」様へ敬意を表します。

では皆さま、また来年!!

主催:日本アイドラーズクラブ

取材協力:UZITUCグループ(TUCレーシング)ガラージュモンツァ

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