新型ポルシェ911(Type991)の国内第一号車!
- 2012年02月03日
- ポルシェ探訪
モーターショーに行ったポルシェファンならだれでも「うぉー、コレね!」と感激した911の最新モデル、タイプ991がドイツ本国からファーストクラスよりも高い料金で、国内第一号車として早くも本国からやってきたとの情報をゲット。
流石でしょ、チャンネル9の情報網は・・・。
しかも、その991は、カレラS PDK でオプションも充実しているとのこと。
事前にウェブで991の基本装備、スペックオプションや、997との違いなどを一夜漬けならぬ、一時間漬けで頭に叩き込み世田谷にあるグラーツさんでご対面となった。
パッと見! フロントからの第一印象は997と見分けがつかない。(汗)
外見は、ホイールベースが100mm延びて前輪トレッド(幅)は広くなり、タイヤも20インチになった。また、ヘッドライトの位置が多少左右に広がったことも手伝って997よりワイドな印象になり、かつボディーラインは少し緩やかになった。という知識は事前学習していたのでよーく見れば確かに違って見えてくる。
そして、リアへ興味を移すと997とは明らかな違いがあった。
911の特徴である“丸みのあるお尻”は、シャープな横長テールレンズのデザインとエッジを効かせたラインによりスポーティーな印象になった。とは言え、このデザイン、見れば見るほど新鮮さがあり全体のイメージは911の特徴を上手く受け継いでいて個人的にはこのお尻(デザイン)もお気に入りに追加したい。
タイプ997と991を見分ける簡単なポイントは、ミラーの取り付け位置。997は窓の三角部分で991はドアに付いている。これで、電動格納が可能となり、空力アップにもつながっているとのこと。
そんな国内第一号車を、しかもスポーツクロノパッケージ、スポーツエギゾーストシステムやオールレザーインテリアなど総額3,568,000円のグッドチョイスなオプションを装備した最新モデルを店頭に置けるグラーツさんもスゴイ。
こうなるとクルマのことはさておき、どうしてそんなに速くしかも国内第一号車を手に入れることができたのか!? と言うことが気になる。ということで、オーナーの荒井さんにズバリ伺ってみた。
チャンネル9:荒井さんどうやってこんなに速く新型911を入れられるんですか?
荒井さん:「ある?(991)、あるよ!、ちょうだい!!」いつもの仕入れと同じです。
チャンネル9:・・・・・・・。
このなんとも素っ気ない気軽な答えの奥には、とてつもない苦労と経験がありそうなので、それ以上お聞きできませんでした。(今度じっくり教えてださい)
見た事も乗った事もない、しかもまだ誰も日本で売った事がなくディーラーにもなく販売するにはまだ不安のある最新モデルの991を、即決で空輸してしまう荒井さんのこの手のクルマを扱うビジネスセンスというか自信には、いつも驚くばかりだ。
もはや、グラーツで扱うポルシェは、ポルシェとグラーツのコラボモデルと言ってもよいぐらいインテリア、エクステリアのセレクトはオシャレで、もちろんオプションもベストチョイスとなっている。
通常のディーラー購入では、ディーラーもあまりオススメしない(複雑でやりたくないから)エクスクルーシブオーダーのインテリアを仕上がった状態で見る事ができるから、オーダー後実車を見てから、イメージと違った〜なんて失敗はない。
だから、そんな自分だけのポルシェを探している目の肥えたポルシェファンが「コレちょうだい」って購入していくのもうなずける。
・・・と記事を書いている間にこの991は売れて、次の991(キャララホワイト)が入庫しているとのこと。
入れるのも国内最速なら販売も国内最速だ!