昔から言われているインターミディエイトシャフトの問題、通称「インタミ問題」。
対象モデルといわれる996、997のカレラモデルについては、
プロモデットにも数多く入庫してきましたが、
これまでインタミの破損修理といった作業は一度も行ったことがありません!
壊れたという事例がなかったんです。
ユーザー様からは「インタミ対策してほしい」ということで、
予備整備として作業をしたことはありましたが、
何度も言いますが壊れたという事例はないんです(笑)
ですが、
先日関西の業者様から買取らせていただいたエンジンがまさにそれでした。
「なるほど~」と。(笑)
テンションのかかるシャフトの根元から折れている。
ベアリングのガタが原因で壊れるってことなので
対策部品に交換すれば問題はないということ。
↑上が対策用のベアリング。
ベアリングの厚み、ボルトの太さが違います。
インタミ問題について多くを触れるつもりはありませんが、
気になる方はいつでもご相談ください!
エンジン修理・オーバーホールお気軽にご相談ください!
ポルシェのエンジン不調でお困りの方、
ぜひ一度ご相談ください!
担当:小峰
ポルシェ専門店プロモデット
〒343-0827 埼玉県越谷市川柳町 3-106-1
TEL: 048-986-6444
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 月曜日
今回も遠方よりご依頼いただきました
ポルシェ997エンジンオーバーホールのご依頼です。
早速エンジンをパカッと開いてみると、
すでに4番にはスリーブ加工が施してあった。
今回は6番シリンダーとピストンに損傷があるためここから音が出ていたとみられる。
左が4番シリンダー、右が6番シリンダー↓
右側6番シリンダー内に傷が入っていることがわかる↓
左から1番から6番ピストン↓
一番右側の6番ピストンがこれ↓
正直4番の不具合時に5番、6番も一緒に作業をしていれば2度もエンジンを開けることはなかったはず。
これは、ユーザーの希望だったのか(コストの問題で)、それとも作業した業者の配慮が欠けていたのか。(知識不足?)
2度エンジンをバラすということは費用も2倍近くなってしまうということ、なにより車を傷めてしまう。
それと、エンジンヘッドを開けてスリーブ加工しただけの作業っていうのはいかがなものか、
消耗品と呼ばれる部品交換とクリーニングはやっておきたいところだ。
で、当店で5番、6番ともにスリーブを新調することに。
もちろんいつも通りウェットブラスト洗浄、消耗品を新調、
モリブデン加工などフルフルオーバーホールしてお戻しさせていただく予定。
これで長く乗れる強いエンジンになったはず!
エンジンの不調や異音など不具合をお抱えのユーザー様、業者様お気軽にご相談ください。
しっかりとした知識と経験をもって対応させていただきます!
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