品川よりレッカーにて入庫されたボクスター(987)の修理事例となります。


チャージランプが点灯したということでエンジンルームを見てみると、ファンベルトがついてない。
奥を見てみると、ウォーターポンプのプーリーがない。
プーリーカシメてついているのですがベアリングのボールがポロリと落ち。
ウォーターポンプ自体が不良品なのかと思いましたが、ウォーターポンプは純正品のようですし。。。
マニュアル車だからエンジン回しすぎて負荷かかっていたのかな?

ウォーターポンプを交換、組付けして、エア抜きして問題なく走れるようになりました。
念のため、ウォーターポンプは7万~8万km程度を目安に交換をされることをお勧めします。
ポルシェの整備、修理でお困りの方
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高木モータース
〒210-0811
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前回の記事に続いて、今度はポルシェカイエンの冷却水漏れの修理です。
早速状況を確認します。
マニホールドの左下あたりにクーラント漏れのあと。

ウォーターポンプの上に漏れのあと。

ウォーターポンはガタガタとしています。
ですがウォーターポンプのプーリーの裏にはクーラントの漏れが確認できない。
ちょっと不思議な感じですね。
ウォーターポンプとパイプライン、そしてサーモスタットを交換。
パイプの先の部分も樹脂製なので交換です。この先の部分は金属製のため漏れがないかを確認します。


交換、取付作業は手が入りにくいところ・・・
なかなか難儀なポルシェ様です。

最後にエア抜きしてクーラント入れて再度漏れはないかチェックして作業は無事完了!


走行距離55,000kmで冷却水漏れは悲しいですね。。。
修理完了しましたのでこれで安心してお乗りいただけます。
東京都のお客様、この度はご入庫ありがとうございました。
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横浜のお客様からクーラント漏れの修理をご依頼いただきご入庫いただきました。

ウォーターポンプ下側からかなりクーラントが漏れているようです↓

クーラントがプーリーについてケバケバ状態になっています↓

クーラントを足しながら走行していたようですね。

取り替えたウォーターポンプを回してみたところ、
ガラガラとひどい音がしておりました。。。
サーモスタットも同時に交換して元気になりました!

クーラントの漏れが確認されたら、
エンジンに負担がかかってしまうので、
早めに修理することをお勧めいたします。
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エンジン不調の997が入庫しました。
早速診断。

2番バンクのタイミングずれ、
6番のミスファイアを確認、
あまり見たことのないフォルトメモリーです。
2番バンクのヘッドカバーを外してタイミング点検、
6番のエキゾーストポートからクーラントの垂れを確認、
タイミングは合っています。

ヘッドを下ろして、シリンダー内の割れや傷を点検。
ブロック側は歪まないのでヘッドを研磨します。

以前シリンダー内にクーラントが入ってシリンダーが割れてしまった、
なんてこともありましたが今回はそのようなことにならず。
良かったです。
あとは、エンジンを組み戻して、エンジンを始動。
フォルトメモリーも消えて快調なエンジンになりました。
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ポルシェ987ボクスターS、レッカー車でご入庫されました。
エンジンはクランキングするけど初爆もせず、
まずはエンジンを下ろして確認することに!
圧縮比を測るとすべての気筒で圧縮なし。。。

ウォーターポンプ損傷

ウォーターハウジング破れ。
原因は、ウォーターポンプが壊れてクーラントが漏れ出ても、
エンジンを回してしまったことでエンジンが焼き付きブローしてしまった。

熱でブロックとピストンが溶着してはがされたピストン。
エンジンもオイルの焼け付きでひどいにおいが充満していました。

なかなかここまでピストンが損傷しているのはみたことがありません。


ただいま鋭意作業中です、もうしばらくお待ちください。
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ポルシェ996 4Sご入庫いただきました。
横浜の修理業者→ポルシェセンターなどたらい回しにされてしまって、当店へレッカーで運ばれてきました。
話を伺ったところ、エンジンシリンダー6番がかじっていて、エンジンチェックランプが点灯、アイドリングも不安定という症状です。早速エンジンを下ろし確認します。
下記画像は、ピストン、各シリンダー画像です。
※デジカメの設定日付が古いままで撮影してしまいました・・・、ご容赦ください(笑)





こちらは一番傷がひどい6番シリンダー画像。





これが4番シリンダー画像。
悲しくも片側バンクすべてシリンダーにかじり傷がひどい状態です。
片側バンクにすべて傷があると、傷によるピストンの圧縮抜けが起こり、圧縮圧がエンジンへ。これが起こるとブローバイホースなどにエンジンオイルがが逆噴射!それほど圧のかからないブローバイホースに逆噴射圧力がかかりエンジン各部がオイルまみれになって、ひどい状態となります。
ちなみにピストンのオイルリングはオイルカスが溜まっています。


使い古したOリング。

新品のOリング。
エンジン故障の原因の一つにオイル管理があります、とても大切ですね。
適正なオイルをチョイスしてこまめなオイル交換など管理はお忘れなく。


組みあがったエンジン!
これで安心してお乗りいただけます!
神奈川県横浜市のお客様、この度はご入庫ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
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ポルシェ911(991モデル)でお越しのお客様から、
天井はがれ・垂れのご相談でご入庫いただきました。
早速天張りを取り外します。


パズルのようにうまく取り出さないと!
取り外した天張りはやはりべろべろになっています。
ルーフと天張りの間に緩衝材でもあれば落ちにくいのに!
と思いながら、きれいにはがします。

あとは、張り替えて、またパズルのようにゆっくり傷がつかないように取り付けて完成です。

神奈川県川崎市から来ていただいたお客様、
この度はご入庫ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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ポルシェ996ターボでお越しのお客様、
クラッチが滑る、エンジンがストールしてしまう
ということで、ご入庫くださいました!

996最終型のターボ、マニュアル車!
とてもレアなお車ですね。
早速エンジン、ミッションを降ろします。

ターボは、カレラに比べていろいろな補器類がついているので作業はカレラの倍ほどの難作業となります。

クラッチ板に滑った跡があります。
クラッチ板も縦溝が消えかかっているのでそろそろ交換時期です。
タイヤでいうスリップサインですね。

クラッチカバー、クラッチ板、ベアリングを交換して組み立て

エンジンも点検します。

カムのセンサーを交換

プラグも点検

このプラグではエンジンの調子が出ませんので交換します。

ファンベルトもひび割れています。
後は慎重に組み上げて作業は終了です。
東京都府中市から来ていただいたお客様、
この度はご入庫ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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ポルシェケイマンのドライブシャフトブーツ交換作業をご依頼いただきました。

リアのドライブシャフトブーツは、フロントのそれと違い左右の動きがありませんのでブーツの劣化も少ないのですが、現車からシャフトを抜いてみると、かなりの劣化が見られました。


左側のブーツバンドのところからパックリと割れています。
ベアリングをきれいに洗浄して新しいグリスを入れて組み換えします。

ドライブシャフトを外した状態。
あとはシャフトを組み入れて完成です。
ドライブシャフトブーツの経年劣化は避けられません。
ブーツが破れたまま乗り続けると、グリスがシャフトの回転速度に比例して飛び散り、グリスがなくなり、ベアリングが摩耗してしまいます。こうなるとブーツ交換だけでなく、ベアリングやシャフトまでダメにしてしまうので定期点検と早めの交換をお勧めします。
神奈川県伊勢原市のお客様、この度は作業ご依頼ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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東京都港区からお越しのお客様より、
エンジンから異音がする!
ということでご入庫いただいた、ポルシェ996 4S。
お客様の話では、こちらの車両を今年の一月に購入されたばかりということでした。

早速エンジンを降ろして点検作業。
先に購入店で見てもらったところ、
シリンダー内部に傷があることを確認されているようでした。
おそらくその症状のはずですね。



やはり、
4、5、6番のシリンダー内部の傷とピストンに傷があります。
ピストンが振れて内部でカンカンと当たっていたのが異音の正体だったのでしょう。
オイルが温まる前にエンジンを回したのかなぁ?
油膜切れが原因でしょう。
購入して間もないというお話です、大変残念ですが
スリーブ入れ替えて、新しいピストンに交換してしっかりとしたエンジンにしていくことに!
エンジンオーバーホール作業は、時間とコストがかかる作業ではありますが、
高木モータースでは極力リーズナブルな費用での作業を心がけています。
もし同じような症状でお悩みの方がいらっしゃればまずはお気軽にご相談ください。
全国のお客様に対応いたします!
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