ポルシェ914 納車整備パート7 私の出番 テストドライブ

整備とは前後します。
実際にニュースサイトに整備状況を書いているのは前後していますが、914もすでに完成しています。
あとは私のテストドライブ。

そこで、午前中ひとっぱしりしてきました。

今回は番頭伊藤の指示で100キロ以上走ってきてくださいとの事
リヤブレーキのオーバーホールなどをしたため、あたり面を出すためです。
まずは左の写真からエンジンスタート
D-ジェトロ きっちりと作動しています。
アイドルアップになっているのがわかっていただけますか?
スイッチ類 作動確認・・・OK
次にガソリンを満タンにします。
真中の写真 914はフロントフードを明けて、ご覧のところにガソリンを入れます。
まるで、レーシングカーのようでしょう?
アイドルアップが落ち着き、いよいよスタートです。
独特のシフトパターン、私はすごくこのシフトパターンになれていますが、初めて乗られたオーナーさまはだいたいいつも戸惑われます。
納められるときに伝授しないとミッションを壊してしまいます。

下道を走り、エンジンのアイドリング状態を調べます。
D-ジェトロ独特のアイドリング状態ですが、初期のインジェクションシステムのせいでたまにばらつきますが、軽く吹かしてやると元に戻ります。

この辺も914の特徴と思ってのりこなしたいところですね。
次にブレーキ、徐々にキャリパーとローターのなじみがよくなってきました。
十分に効きます。
次に高速に入ります。
右の写真 流石ヨーロッパの車・・・日本の御平均速度
今年37歳を迎えるこおの914 素晴らしい安定で走ります。
おそらく法定速度の1.5倍くらいで走ってもなんら問題の無い感じがしますここで少しホイルバランスが狂っている子鬼気がつきました。
これはかえって再度ホイルバランスの調整が必要です。

大きなコーナーを曲がると横Gを体感できる914
高速の乗り口降り口などはきもちのいいGがかかります。
整備をきっちりすればこれだけ軽く気持ち良く走れる車はこの当時としてはある意味911には無いひらひら感とミッドシップのハンドリングを味わあえる一台です。

来週 天気を見ながらオーナーのもとにお渡しできればいいかなと、思います。

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